そして日本では当たり前であるスポーツ飲料という市場、実は日本独自に発展した市場だと言われています。
ポカリスエットやアクエリアスは日本で育ったブランドだと言われていますが、海外ではしばらくどちらのブランドも見掛けることはありませんでした・・・が、欧州の一部の国でアクエリアスを見掛けることができました。スーパーマーケットやコンビニのような一般人が買い物をする場所で、アクエリアスが飲料水の棚に陳列されているのです。

日本とは様子が違い、カラフルなアクエリアスが多いです。残念に思ったのはポカリスエットを、僕の旅の中ではアジア系食品店以外では見掛けたことが無いのに、アクエリアスは幾度と無くヨーロッパの複数国（オランダなど）で広がっているのです。

オランダの店先に並ぶアクエリアス

日本発としてポカリスエットにも頑張って欲しいところですが、なかなか難しいところなのでしょうか。レッドブルはリポビタンDからインスパイアされて普及が進み、アクエリアスもポカリスエットを追いかけて始まり、今では世界ではポカリスエットよりも広がっている印象があります（アジア圏がどうかは、まだ訪問前なのでわかりませんが）。

ぜひ、ここから日本の飲料品が世界に羽ばたくのを期待しています。
寿司文化に乗せてのヘルシー志向な緑茶などは可能性があるのではないでしょうか？

太田英基「若手起業家、世界一周へ」バックナンバー

もっと読む