1999年にスタートした、日本発の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」。この映画祭が国土交通省観光庁と共同で推進している「旅シヨーット!プロジェクト」で制作された映画2作品が、1日から全日本空輸(ANA)の国際線の一部機内で上映されている。
「旅シヨーット!プロジェクト」は、日本の観光振興を目的に2009年に観光庁と共同で立ち上げたプロジェクト。「旅っていいな」「日本に行きたくなるね」などをキーワードに「日本の旅」「日本の魅力」を描写する20分以内の短編映像作品を募集、優秀な作品を表彰するコンペティションを開催している。各地の観光資源を映像コンテンツとして表現し、国内外に向けて日本の魅力を広く伝えていきたい考えだ。
1日から上映中の『TOURISM HOKKAIDO「街」』は、同プロジェクトの第2回開催において優秀賞を受賞した作品。応募作品全86点の中から選ばれた入選7点のうちの一つで、北海道・札幌を舞台としている。
また、同じく現在上映中の『スーパースター』は、「旅シヨーット!プロジェクト」の一環で2010年に発足した「日韓観光振興プロジェクト」において特別製作された作品。同プロジェクトは、韓国の国際短編映画祭「アシアナ国際短編映画祭」と提携し、「旅シヨーット!プロジェクト」入選作品を上映するなど、映像を通じた日韓の観光交流振興を目的に、取り組みを進めている。東日本大震災以降、韓国からの訪日観光客が減少している状況を受け、日本の魅力をいま一度韓国に向けてアピールしていきたい考えだ。
今後、同路線では、プロジェクトの特別製作作品・受賞作品が2カ月ごとに2作品ずつ上映される。現在上映中の作品は来年1月31日までの上映で、以降2月1日~3月31日、4月1日~5月31日(予定)と続く。
SSFFでは、現在「旅シヨーット!プロジェクト」の第3回作品募集を、来年1月26日まで実施中。「日本を元気に、旅で笑顔に。」をキーワードに、旅や地域の魅力を描いた作品を募集している。優秀作品は、国内・国外向けにPR活用される予定だ。
※「旅シヨーット!プロジェクト」についての詳細は、こちらの記事もご参照ください。
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