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家族みんなで楽しめるスキー場をアピール――湯沢町、スキーシーズン本格到来を前に冬季観光PRイベントを実施

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湯沢町イベント

イベントに登場した上村清隆町長(後列右)、小森純さん(中央)、 「ミス駒子」横張芽衣さん(後列左から2番目)、 元祖スキー天国新潟キャラクター・レルヒさん(後列左端)。


元祖スキー天国新潟キャラクター・レルヒさん

元祖スキー天国新潟キャラクター・レルヒさん。 モデルは日本にスキーを伝えたオーストリア=ハンガリー帝国の軍人 レルヒ少佐だ。イベントでは、スキー、スノーボード、グルメ、温泉など 湯沢観光のさまざまな魅力をジェスチャーでアピールした。 「2700mm」という長身のため、スタッフ2人がかりで支えながらステージに登壇。 レルヒさんは、『広報会議』1月号内、「PRキャラクターファイル」でも紹介している。


「第50代ミス駒子」

イベントに登場した「第50代ミス駒子」の横張芽衣さん。 湯沢町は、ノーベル文学賞作家・川端康成の小説『雪国』の舞台。 「ミス駒子コンテスト」は、同作のヒロインの名にちなんで開催される コンテストで、湯沢町では恒例のイベントだ。 20歳以上40歳未満の未婚女性を対象としており、 合格者は1年間にわたって全国で湯沢町および越後湯沢温泉、 さらには新潟県全体の観光PRを行う。

新潟県湯沢町と同町観光協会は6日、冬季の観光・レジャー誘致促進を目的に、有楽町駅前広場にて一般公開イベントを開催した。

新潟県に日本初のスキーが伝わった1911年から、ちょうど100年を迎えた今年。町内に苗場スキー場、湯沢中里スキー場をはじめ計12のスキー場を持つ湯沢町も、今シーズンは特に観光振興に注力している。その一環で、今シーズンは町内の全スキー場に、雪で作られた滑り台「スノースライダー」を設置する。本イベントはその設置を告知するとともに、湯沢町や同町内のスキー場の魅力をアピールし、観光客誘致につなげるねらいがあった。

イベントには町長・上村清隆氏のほか、湯沢町で毎年開催される「ミス駒子コンテスト」で第50代「ミス駒子」に選ばれた横張芽衣さんや元祖スキー天国新潟キャラクター「レルヒさん」が登場し、スキーはもちろん、温泉やグルメなど、湯沢観光のさまざまな楽しみ方を紹介した。また、湯沢町が町内の全てのスキー場で実施している空中放射線量測定については、これまでの測定数値が通常の測定範囲であり、「安心してスキー場を訪れてほしい」(上村町長)旨をアピールした。

また、スペシャルゲストとしてモデル・タレントの小森純さんが登場。ともに登場した子どもたちと共に、湯沢町から運んだ雪で作られた「スノースライダー」を滑って見せた。

湯沢町は、同町のスキー場の特徴を「ウィンタースポーツが苦手な人も、また小さな子ども連れの家族もみんなで楽しめること」と位置付けている。雪だるまや雪合戦、かまくら作りなど、小さな子どもでも楽しめるキッズエリアを全スキー場に設けているほか、一部のスキー場では「スノーモビル」や、雪に覆われた山をハイキングする「スノーシュー」、障がいのある人や小学生向けのスキースクールなど、ウィンタースポーツ初心者や、苦手な人でも雪遊びを楽しめるアトラクションを多数用意している。

同町では、若いファミリー層にもスキー場へ来場してもらいたいと考えていることから、今年7月に入籍し、これから新たな家庭を築いていく小森さんに出演を依頼した。小森さんは、「いろいろなスキー場があるけれど、湯沢町のスキー場はファミリーで楽しめるのが良いところ。私もいつか子どもができたら、家族そろって遊びに行きたい」などと話した。

「スノースライダー」は、イベント終了後、小学生以下を対象に一般公開、体験者には湯沢町のスキー場で使えるリフト券など、記念品が配布された。

「東京から遠いというイメージを持たれがちな湯沢ですが、実は新幹線で69分と、日帰りもできる距離。スキーだけではなく、おいしい食事や温泉も含め、ぜひ湯沢を満喫しに来てほしい」(上村町長)。本格的なスキーシーズン到来を前に、湯沢観光の魅力を広く一般にアピールするイベントとなった。