博報堂は6日、同社研究開発局がまとめた「2011→2012消費動向レポート」内で、2011年に話題になった商品・サービスのランキングを発表した。1位が「節電商品&サービス」、2位の「防災商品」など、3月の東日本大震災やその後の原発事故の影響が消費にも大きな影響を及ぼした今年の傾向が浮き彫りになった。
博報堂によると、「『高機能肌着』(4位)、『節約・倹約グッズ』(5位)、『蓄電商品』(8位)、『太陽光関連商品』(12位)など、新技術を伴いながらも生活の分母を形成するライフライン系商品に関心が集中した」と分析している。
本調査は、新聞・雑誌・Webなどから収集したヒット商品、売れ筋情報など約400事例の中からカテゴリー化した70項目について消費者調査を行い、関心が高かったサービスを分析した。昨年は、1位から「LED電球」「ご当地商品」「スマートフォン」の順だった。
一方、11月24日に発表した電通総研の「2011年の話題・注目商品」では、昨年に続いて「スマートフォン」が1位となった。来年開業する「東京スカイツリー」は昨年の7位から3位に、人気アイドルグループ「AKB48」は18位から5位に順位を上げた。
【過去掲載記事】
電通総研 『話題注目商品 2011』レポート「生活者が選ぶ 2011 年の話題注目商品ランキング」
博報堂「2011年 消費に関わる生活者調査」
- 節電商品&サービス
- 防災商品
- スマートフォン
- 高機能肌着
- 節約・倹約グッズ
- 猛暑対策商品
- 円高還元セール
- 蓄電商品
- 次世代エネルギー自動車
- なでしこジャパン
- メイドイン東北
- 太陽光関連商品
- タブレット端末
- ロングセラー商品
- 被災地貢献型サービス
- 工場見学
- クールビズ商戦
- トーニング・シューズ
- スマートフォン用アプリ
- ラジオ
電通総研「2011年 話題注目商品」(参考)
- スマートフォン
- LED電球
- 東京スカイツリー
- なでしこジャパン
- AKB48
- 芦田愛菜
- ハイブリッドカー
- 防災グッズ・備蓄食
- 扇風機
- 地デジ対応大画面薄型テレビ
- 食べるラー油
- 節電家電
- レディー・ガガ
- ホームベーカリー
- タブレット型情報端末
- ご当地B級グルメ
- スティーブ・ジョブズ
- ツイッターなどのミニブログ
- 電気自動車
- K-POP(少女時代、KARAなど)