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高知県が自治体初、産業政策の一環でソーシャルゲームを配信開始

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高知県は、県内の産業創出を目的に実施している「ソーシャルメディア企画コンテスト」の第1回入賞作品をゲーム化。SNSで新作ノベルゲーム「小悪魔の条件」の配信を開始した。自治体の産業政策によって誕生したソーシャルゲームは全国初。

やなせたかしや横山隆一など、著名な漫画家を多く輩出する同県では、漫画を重要な文化資源ととらえ、1992年から毎年、全国の高校生が漫画コンテンツを競う「まんが甲子園」を開催する。ソーシャルゲーム企画コンテストは、まんが甲子園の第20回記念事業の一環。
 
コンテストの入賞作品は県内の企業が開発することになっており、コンペを勝ち抜いた高知電子計算センターと高知システムズが開発。プレイヤーは、言い寄ってくるイケメンたちを思うままに振り回しながら、恋して楽しむ“小悪魔”体験をし、全国各地のイケメンのコレクションを目指す。楽曲提供は「ファイナルファンタジーシリーズ」の作曲者である植松伸夫氏、ゲームをナビゲートするキャラクターの作画には、講談社「なかよし」でコミック版『スイートプリキュア♪』を連載する上北ふたご氏と、同県出身者が制作に協力している。
 
最終入賞の2作品のうち、1つは中学1年生が企画した作品で、これらも3月までのゲーム化を目指して開発中だという。

高知県ソーシャルメディア企画コンテストについては、バックナンバーを参照。

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