今年創業140周年を迎える資生堂が、伝統ある企業 PR 誌『花椿』をリニューアルする。『花椿』は今年で創刊75年。前身となる『資生堂月報』(1924創刊)と『資生堂グラフ』(1933年創刊)の後を受け、1937年に同社の顧客組織「花椿会」の機関誌として創刊された。内容は海外情報を含めた美容・ファッションの最新情報、作家による小説、詩、エッセイなどで、戦時中は休刊を経たものの、「美」と「知」にまつわる情報を継続的に発信することで、長く資生堂の企業文化形成の一翼を担ってきた。
新装刊する4月号(3月5日発売)は通巻773号。現行の隔月交互発行を改め、『花椿』として毎月発行する。資生堂のPR誌としての原点に還り、①美容・化粧情報の提供、②女性へのライフスタイル提案、③資生堂の企業文化発信を編集方針に掲げる。また、時代の流れに合わせ、今後はスマートフォンやタブレット端末などに配信する「電子版『花椿』」も制作する予定だ。
新『花椿』のアートディレクターには、これまで約40年にわたり同誌のアートディレクターを務めた仲條正義氏の後を継ぎ、資生堂 宣伝制作部 第三制作室長の澁谷克彦氏が就く。澁谷氏は、今年2月に「亀倉雄策賞」(主催:JAGDA)を受賞したばかり。“資生堂の美意識を新たな視点から表現する”という澁谷氏のディレクションの手腕に注目が集まる。
新着CM
-
クリエイティブ
BOVAグランプリに「Let’s ギューリッシュ」 短尺・縦型増加で...
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
クリエイティブ
世の中を変えようと挑戦する起業家をヒーローに――2023ACC賞審査委員長が語る
-
AD
マーケティング
さまざまな視点からのマーケティング戦略で売上アップへ
-
クリエイティブ
「これでいいのか?」これからの広告(東畑幸多)コピー年鑑2023より
-
コラム
語り出すと止まらない!櫻坂46の魅力(遠山大輔)【後編】
-
販売促進
ファンタジー好きに訴求するグミ カンロ、空想の果実をイメージした新商品
-
販売促進
横須賀市、メタバースで観光誘致 AIアバターの実証も開始
-
AD
特集
【Ayudante主催】デジタル時代のマーケティング活用セミナー