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2012ラン・ウォーク・ライド・ファンドレイジング・アワード発表

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※この記事は、3BL Mediaに紹介された2012 Run Walk Ride Fundraising Award Winners Announcedをもとに環境会議編集部が翻訳して紹介しています。

ラン・ウォーク・ライド・ファンドレイジング委員会

ラン・ウォーク・ライド・ファンドレイジング委員会(Run Walk Ride Fundraising Council)のウェブサイト。

ラン・ウォーク・ライド・ファンドレイジング会議が3月6日、米ジョージア州アトランタで開催された。人々を魅了し動機づける献身的なボランティアと専門性の高い努力が、毎年アメリカで何十億ドル(何千億円)の資金を集めるラン、ウォーク、ライドの成功には欠かせない。ラン・ウォーク・ライド・ファンドレイジング会議では、そうした取組みを称え、献身的なボランティアと専門性の高い努力を称えるアワードを授与している。

「汗と涙の募金活動」でイエール大卒の24歳サム・フォックスが受賞

「汗と涙のキャッシュ賞」

「汗と涙のキャッシュ賞」を受賞したサム・フォックス(イエール大学出身の24歳)の「できるかぎり走れ(ラン・ワイル・ユーキャン)基金」のウェブサイト。


サム・フォックス

サム・フォックスの走る姿が多くのサポーターをひきつけた(Photo by Ben Salvetti)。

最もインスパイアリングなボランティアに授与される「汗と涙のキャッシュ賞」はサム・フォックス(イエール大学出身の24歳)に贈られる。フォックスは昨年の秋2ヵ月かけてアメリカ西部のパシフィック・クレスト・トレイルを踏破し、17万ドルを集めた。そして、この偉業は、2000年にパーキンソン病と診断された母ルーシーに捧げられるものである。2400マイル(3840km)に加えて、フォックスは「できるかぎり走れ(ラン・ワイル・ユーキャン)基金」を立上げ、熱心なサポーターによるオンライン・コミュニティを設立。そのもようはドキュメンタリー・フィルムに収められた。

フォックスが集めた資金はパーキンソン病の研究のためのマイケル・J・フォックス基金に寄付された(同基金がフォックスを推薦した)。彼のノミネーションを支持するエッセーによると、「サムは身も心もよりよい社会のためにささげた、啓発的でとてもユニークな存在」とのこと。

個性豊かでクリエイティブな募金活動が受賞

ラン・ウォーク・ライド・ファンドレイジング委員会は、サム・フォックスのほかに、次の5つの賞を授与している。

■ベスト・リクルート・ブローシュア賞

エイズがなくなるまで

ベスト・リクルート・ブローシュア賞を受賞したシカゴ・エイズ基金の「エイズがなくなるまで」


「エイズがなくなるまで」シカゴ・エイズ基金
シカゴ・マラソンやホノルル・マラソンを走れるように、トレーニング・プログラムを提供。参加者は好きなプログラムを選んで参加。エイズ撲滅のためのファンドレイジングのためのランナーとしてマラソンに参加する。ちなみに2012年3月7日現在のトップはKentaro Tsuchiya:$2,000.00。トップ10がウェブサイトに掲出されている。

■ベスト・プリント・クリエイティブ賞

CROPハンガー・ウォーク

ベスト・プリント・クリエイティブ賞を受賞したチャーチ・ワールド・サービスの「CROPハンガー・ウォーク」


「CROPハンガー・ウォーク」チャーチ・ワールド・サービス
1960年から食事の提供のためのCROPハンガー・ウォークをはじめ、いまでは全米で2000以上のコミュニティが参加する。ユニークな点は、集まったお金の75%は自分たちの団体以外の、フード・バンクやコミュニティ・ガーデンなどの団体に提供していること。

■ベスト・統合オンライン・マーケティング賞
「リレー・フォー・ライフ(命のリレー」アメリカ癌協会

■ベスト・Tシャツデザイン賞
「エイズがなくなるまで」シカゴ・エイズ基金

■ベスト・ビデオ・クリエイティブ賞
「フリー・トゥ・ブリーズ」全米肺がんパートナーシップ

ラン・ウォーク・ライド・ファンドレイジング委員会では、様々な募金活動を調べ、非営利活動のパフォーマンスを向上させる会合やワークショップやオンライン・コミュニケーションを表彰している。

人間会議2011年冬号
『環境会議2012年春号』
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