さて、3回にわたって、あらゆるコンテンツ形態をマッピングする3つの軸について解説してきました。今回はその最終回、「リニア」⇔「ノンリニア」の軸について解説します。この「リニア」⇔「ノンリニア」なメディア特性の違いこそ、現代のスマホ&ソーシャル浸透の波が、コンテンツ消費のあり方を変え、いわゆる「マイクロ・コンテンツ化」が進む中で、是非とも理解すべき観点だと私は思います。
まず、「リニア」なコンテンツとは何か? から説明しましょう。リニアとは線形のことです。メディア・コンテンツの消費に即して言えば、リニアなコンテンツとは、初めから終わりまで一直線に連続した形で見てもらえることを想定したコンテンツのことになります。
筆者が思う、最も「リニア」なコンテンツ形態が映画です。映画は、これ以上は考えられない!というくらいに「リニア」に振り切ったコンテンツの形態です。この映画が持つリニア性、さらには「特権」について把握することが、「リニア」なコンテンツとは何かを理解するうえで、良い補助線になると思いますので、これから、しばらく映画に基づいて、解説していきます。(映画以外には、長編小説がリニアなコンテンツの代表例と思いますが映画に比べればリニア性は随分と薄まります)
KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。
「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です
会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします
田端 信太郎(LINE 執行役員 広告事業グループ長)
田端 信太郎(LINE 執行役員 広告事業グループ長)
1975年10月25日生まれ。
NTTデータに入社し、BS/CSデジタル関連の放送・通信融合の事業開発、JV設立に携わったのち、リクルートへ。フリーマガジン「R25」の源流となるプロジェクトを立ち上げ、R25創刊後は広告営業の責任者を務める。
その後、2005年4月にライブドアに入社し、ライブドアニュースを統括。ライブドア事件後には執行役員 メディア事業部長に就任し経営再生をリード。さらに新規メディアとして、BLOGOSやMarketHack、Techwaveなどを立ち上げる。
2010年春からコンデナスト・デジタル社へ。カントリーマネージャーとして、以前から運営されていたVOGUEのウェブサイトに加え、GQ JAPAN、WIREDなどのWebサイトデジタルマガジンなどを新たに立ち上げながら、デジタル事業の成長と収益化を推進。
2012年6月 NHN Japan株式会社 執行役員 広告事業グループ長に就任。
BLOG: http://blog.livedoor.jp/tabbata/
facebook : https://www.facebook.com/tabata.shintaro
twitter: http://twitter.com/tabbata
田端 信太郎(LINE 執行役員 広告事業グループ長)
1975年10月25日生まれ。
NTTデータに入社し、BS/CSデジタル関連の放送・通信融合の事業開発、JV設立に携わったのち、リクルートへ。フリーマガジン「R25」の源流となるプロジェクトを立ち上げ、R25創刊後は広告営業の責任者を務める。
その後、2005年4月にライブドアに入社し、ライブドアニュースを統括。ライブドア事件後には執行役員 メディア事業部長に就任し経営再生をリード。さらに新規メディアとして、BLOGOSやMarketHack、Techwaveなどを立ち上げる。
2010年春からコンデナスト・デジタル社へ。カントリーマネージャーとして、以前から運営されていたVOGUEのウェブサイトに加え、GQ JAPAN、WIREDなどのWebサイトデジタルマガジンなどを新たに立ち上げながら、デジタル事業の成長と収益化を推進。
2012年6月 NHN Japan株式会社 執行役員 広告事業グループ長に就任。
BLOG: http://blog.livedoor.jp/tabbata/
facebook : https://www.facebook.com/tabata.shintaro
twitter: http://twitter.com/tabbata
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。