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見て&聴いて楽しむ「島耕作」、講談社とユニバーサル ミュージックが配信

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講談社とユニバーサル ミュージックは、漫画と音楽を融合した新たなデジタルコンテンツ「ミューコミ」の配信を、ビデオクリップ専門サイト「レコチョク ビデオクリップ」で開始した。

両社はその第1弾として、シリーズ累計3900万部を突破した『島耕作』シリーズの1作目『課長 島耕作』の29話・110話・172話、計3話を配信している。3話それぞれにユニバーサル ミュージック所属のジャズアーティストの楽曲をマッチング、その音楽に合わせて漫画のコマがスライドし、ストーリーが展開する。

「コミックプラス」ニュースページ

左から、第29話・第110話・第172話の一コマ。(講談社「コミックプラス」ニュースページより)

例えば29話ではグレン・ミラー・オーケストラによる『ムーンライト・セレナーデ』、110話ではベルト・ケンプフェルト楽団による『夜のストレンジャー』がストーリーの進行に合わせて流れる。

『課長 島耕作』では、各話のタイトルやストーリーでジャズ・ナンバーが使われており、2003年2月にはそれらを集めたコンピレーションCDが発売された。今回の配信では、そのナンバーにちなんだ楽曲をユニバーサル ミュージックが提供する形となっている。

両社は今後も、『課長 島耕作』シリーズの「ミューコミ」ラインナップを拡充させるとともに、他作品の「ミューコミ」化も進めることで、漫画の新しい楽しみ方を提案し、市場を拡大・活性化させていきたい考えだ。