地域活性学会(会長・清成忠男法政大学学事顧問)の第4回研究大会が7月28日、29日、高知工科大学(高知県香美市)で開かれる。テーマは「逆転の発想~地域活性の新たな価値をどう創るか~」で、初日には尾﨑正直高知県知事が特別講演を行う予定。
今回は初の試みとして、一般発表の枠で自治体による地域活性化の取り組みを紹介する場を設ける(自治体に向け募集中)。また、2日目には「逆転の発想」をテーマに、ベストセラー書籍「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者として知られる坂本光司・法政大教授が基調講演を行うほか、続くパネルディスカッションでは「四国でいちばん大切にしたい会社大賞」に選ばれた徳武産業(香川県さぬき市)の十河孝男社長、高知県内で「道の駅」を運営する四万十ドラマの畦地履正社長らが登壇する。
地域活性学会は、疲弊が進む全国の地域活性化の取り組み支援を目的に、2008年12月に全国の大学研究者らで設立された。事例研究にとどまらず、具体的な解決策の提示や政府・自治体への政策提言を行うなど、「行動する学会」を目指し積極的な活動方針を掲げている。
研究大会の開催は、法政大、小樽商科大(北海道小樽市)、獨協大(埼玉県草加市)に続いて4回目。地域活性化という学会の開設主旨に沿い、1年おきに開催地を首都圏と、地方それぞれで巡回している。
※地域活性学会 第4回研究会 詳細はこちら
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