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表参道で空き地活用プロジェクト、モバイルショップとトレーラーからなる商業空間がオープン

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「246  COMMON FoodCarts」全体の外観図。

「246 COMMON FoodCarts」全体の外観図。


Mobile Shop

7月からプレオープンしているモバイルショップ。

8月3日、東京都港区南青山に、「246 COMMON FoodCarts<>Farmer’s Market」がオープンする。これは期間限定の空地活用プロジェクトだ。およそ250坪の敷地には車両型のモバイルショップとトレーラーが20店舗~30店舗が参加。オープンエアの共用スペースを中心に産直の野菜や食物販を販売するマルシェ、個性あふれる雑貨店や飲食店が集まったコミュニティ型の商業空間となる。

ここを企画、運営するのはカフェ・カンパニー。「都心に増えつつある遊休地を従来とは違うかたちで有効活用し、多くの人が集う場所にしたい」と考え、土地を所有するUR都市機構に「モバイルショップ」というかたちで提案、実現に至った。目指しているのは、「なじみ、お隣さん、おせっかい…、いつのまにか失われた当たり前のコミュニケーションに今一度目を向ける。そして今の時代に生きる私たちの身の丈にあった目線で、場所もそこに集う人同士の関係も再生する、おいしいものや楽しいことを集めた“たまり場”」。

空間の演出を手掛けたのは、青山の国連大学前で毎週開催している「ファーマーズマーケット」のプロデュースなどを手掛ける黒﨑輝男氏率いる流石創造集団。ITメディアやグラフィックは、メディアサーフコミュニケーションズが監修し、ここに集う人たちのコミュニティを深める仕掛けを行っていく。また建築家・デザイナーとして、加藤匡毅氏、古谷俊一氏、山田健一郎氏、菅真樹氏らがショップの設計に参加している。

ここは季節の移り変わりに合わせて内容を変化しながら、多様なコンテンツを提案する場となる。オープン時に参加するショップは、ファーマーズマーケットに参加している生産者のお店をはじめ、カフェ・カンパニーが運営する「WIRED CAFE<>FIT」、パブリスが経営する飲食店「さん楽」のヌードルショップほか、ヒマラヤ岩塩や老眼鏡、バラなどの専門店など。またサントリーのシングルモルトウィスキー白州を楽しめる「森香るハイボール 白州246COMMON CAFÉ」も夏季限定でオープンする。同社では「南青山のこの場所で何かやってみたいという意志を持っている人がチャレンジできる場にしていきたい」と考えている。2014年3月まで開業予定だ。