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知識を超えるアイデアを 月刊「事業構想」9月1日創刊

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企業の経営者や新規事業担当者、産官学のプロジェクトリーダーなどを対象にした新コンセプトの雑誌、月刊「事業構想」(PROJECT DESIGN)が9月1日に創刊される。

事業アイデア創出から計画に至るまでの過程を指す「事業構想」の考え方や実践ノウハウを、官民のリーダー層・研究者などのインタビューや特集記事を通して紹介する。発行元は、今年4月、東京・南青山(表参道)に開学した専門職大学院「事業構想大学院大学」出版部。
 
事業構想とは、企業や組織、地域の中にある優れた資産(知財)に光を当て、社会で必要とされる事業の種を見つけ出す構想の段階から、調査・分析やプレゼンテーションを通じて世の中に示していくまでの計画段階と規定している。国内外の政治・経済を取り巻く環境が急速に変化し、旧来の仕組みやビジネススキームが機能しにくくなる中で、新事業を興すベンチャー企業のみならず基盤ビジネスの変革を迫られる伝統企業にも事業構想の考え方が求められるとの考えから、誌面でそのヒントを紹介する。

事業構想大学院大学は、独自のカリキュラムによりMBAにクリエイティビティを付加したMPD(事業構想修士)を育成する。アイデアやクリエイティビティをビジネスや、生活の中の様々な「プロジェクト」へ活用する、クリエイティブの応用学として新たな分野を築くことを目指している。事業戦略やIT、医療、マーケティングなど様々な専門分野を持つ専任教員のほか、年間100人を超える客員教授・講師が登壇し、進行中のビジネスや事業アイデアを教材に講義やワークショップで学ぶ。

創刊号にはイチロー、秋元康、中村俊輔、レディー・ガガ

月刊「事業構想」の誌面では、新商品・サービスの創出や、イノベーションの実現を目指すビジネス層にアイデアやヒント、市場分析やデータなどの情報を提供する。

創刊号の特集は、「イチロー 電撃移籍の仕掛け人」と題して、米大リーグ・イチロー選手のニューヨーク・ヤンキースへの電撃移籍をめぐる構想を描く。このほか、AKB48総合プロデューサーの秋元康氏や元サッカー日本代表の中村俊輔選手に事業構想をテーマにインタビューしている。シリーズ企画「プロジェクト・ニッポン」では神奈川県の地域振興や未来構想をレポートし、黒岩祐治県知事をはじめ県内の取り組み事例を紹介している。このシリーズは今後、毎号の大型企画として47都道府県を巡回する予定。表紙には過激なパフォーマンスで注目を集める米歌手のレディー・ガガが登場する。毎月1日発売。A4変型判。価格は1200円(税込み)。