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交通事故の削減目指し11月に横浜でイベント ヘッドライトの早期点灯促す

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headlight

今年春に開かれたランニングイベント「おもいやりシャルソン」の模様

夕暮れ時の交通事故削減を目指し、クルマのヘッドライトの早期点灯を呼び掛ける「おもいやりライト」運動の一環で、11月10日に横浜市のみなとみらい地区などで啓発イベントを行う。「いい点灯(11・10)の日」として同日に実施するもので、WebサイトやSNSも使って早期点灯に向けた機運を高めたい考えだ。

おもいやりライト運動は、日産自動車が実施してきた交通安全啓発運動をもとに、2010年秋から実施しているもの。夕方の16時〜18時の交通事故が最も多いと言われることから、ドライバーから歩行者が見えにくいこの時間帯に絞り、ヘッドライトの点灯を推奨したり、歩行者には目立つ服装や反射材などの活用を呼び掛けている。

イベントでは、16時に「早期点灯カウントダウン」を行いドライバーに向けて点灯を促すほか、キャンペーンサイト上では「つけます宣言!」と題して一般からのメッセージを募りサイト上で公開する。また、早期点灯を促すメッセージが記された黄色のTシャツを海辺を走るランナーに配布するランニングイベント「おもいやりライトシャルソン」を行う。

イベント開催などの取り組みは継続的に実施している。今秋はこのほか、ヘッドライトを早期点灯するシーンも盛り込んだ横浜の風景の映像を作成し、9月20日からユーチューブ上に掲載している。撮影は横浜の街を撮り続けてきた写真家・森日出夫氏、音楽は横浜在住のピアニスト・鬼武みゆき氏がそれぞれ協力した。

日産の交通安全啓発活動をめぐっては、それまではキーホルダーなどのノベルティを配布して意識啓発を促すような取り組みが中心だった。事務局(横浜市中区)によると、開始から2年が経ち「おもいやりライト」の理念に賛同する企業や団体・個人は9月時点で447を超え、取り組みは全国に広がっているという。