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三宅一生氏が呼びかけ、「国立デザイン美術館をつくろう!」シンポジウム開催

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右よりデザイナー 三宅一生氏 美術史家/国立西洋美術館長 青柳正規氏

11月27日に、第1回パブリック・シンポジウム 「国立デザイン美術館をつくろう!」が東京ミッドタウンホールにて開催される。
これは「国立デザイン美術館をつくる会」によって開催されるもの。同会はデザイナー 三宅一生氏と美術史家/国立西洋美術館長の青柳正規氏によって設立された。

三宅氏は2003年に朝日新聞にデザイン美術館の設立を呼びかける「造ろうデザインミュージアム」を寄稿。「先人たちが遺したすばらしいデザイン遺産を保存・紹介し、未来に向けて同時代の動向を示すデザインミュージアムを」と呼びかけた。その後も設立に向けて働きかけ、それが21_21 DESIGN SIGHTにもつながっている。

そして今回、(1)日本が誇る伝統と技術を再確認し、我が国に自信と活気をもたらす、(2)日本を訪れる海外からの人々に「これが日本文化の最前線、そして底力だ」と呈示する、(3)すぐれたデザインを継続してアーカイヴし、日本の財産とし、次世代に継承する、(4)諸外国のデザインミュージアムと連携して人類の創造力をさらに高める、ことを目的として掲げ、新たに会を設立。本格的な活動を始めるにあたり、シンポジウムが実施されることになった。

シンポジウムには、三宅氏、青柳氏のほか、グラフィックデザイナー 佐藤卓氏、プロダクトデザイナー 深澤直人氏、建築家 工藤和美氏、ファッションデザイナー 皆川明氏、デザインエンジニア 田川欣哉氏、アーティスト 鈴木康広氏、アーティスト 関口光太郎氏ほかが参加する。

希望者は国立デザイン美術館をつくる会サイトにて受付中。開催は11月27日18時30分~21時東京ミッドタウンホール HALL Aにて。参加費は無料で、先着順となる。