4月上旬、東京・南青山の会場で「企業のための定期勉強会2013」が開催された。この勉強会は、弊社60周年記念事業のひとつとして、宣伝会議教育事業部が主催している。当日は、東京をはじめ、名古屋や大阪など全国から企業の広告・宣伝担当者約50名が集結。エネルギー、自動車、飲料、公共団体、財団法人、BtoBなどバラエティに富む業界からの参加があった。
第一回はオリエンテーションとともに「宣伝担当者が心がけるべきこと」というテーマのもと、グレートワークスの鈴木曜氏、『宣伝会議』編集長の谷口優がモデレーターとして参加した。鈴木氏は、自動車メーカーで国内外、各種媒体を担当したのちWEBマスターを経験。その後、広告業に転身し、外資系クリエイティブエージェンシー「グレートワークス」の代表を務めている。
勉強会の中では、鈴木氏の宣伝担当者時代の経験を交えた話とともに、宣伝担当者が日頃から多くのメディアやデバイスに触れることの重要性、KPI設定の際のポイントなどについての講義が行われた。
勉強会で一番盛り上がったのが、KPIの設定について。“目的の明確化”ができていないという課題が浮かび上がってきた。鈴木氏は、「例えばWEBページの場合でいえば、目的が詳細の情報を閲覧させることなのか、それとも資料請求してもらうことなのかによっても動線やデザインの設計は大きく異なる」と解説。参加者からは具体的なアドバイスを求める声が相次いだ。
また交流会では、企業の枠を超え、宣伝担当者同士の課題共有が行われた。時に競合企業同士による名刺交換の様子もみられ、「企業規模がまったく違ったが、話をしていてKPIの設定方法での情報交換がとても参考になった」や「今後コラボレーションをしていきたいという話題で盛り上がった」などという声が聞かれた。
交流会は、終了時刻を超えて大いに盛り上がった。同勉強会の参加は、広告主企業の担当者限定で年間9万8000円(参加者の変更は自由)。今回を皮切りに、2014年3月まで毎月開催される。
詳細は以下サイトからご覧いただけます。
http://www.sendenkaigi.com/class/detail/advertising_workshop.php
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