日本広告制作協会（OAC）は、デザインや広告クリエイティブに関心のある学生を対象に、広告アイデアを募集する「OAC学生広告クリエイティブアワード2013」と、カレンダーのデザインを募る「OAC学生クリボラ2013」を実施している。

「OAC学生広告クリエイティブアワード2013」は、2012年10月1日から2013年9月30日までに制作されたオリジナルの広告作品が対象。広告主の企業、商品は実在、架空を問わない。平面広告、ウェブ広告（スマートフォンアプリは対象外）、映像の3部門で募集する。応募締め切りは9月30日。表彰は2014年1月に行う予定。

「OAC学生クリボラ2013」は、「クリエイティブの力で行うボランティア活動＝クリボラ事業」として2006年から行われている取り組みのうち、学生を対象にしたコンクール。今年度は、東日本大震災で被災した岩手県大槌町の仮設住宅内にある集会所または談話室に掲出するカレンダーのデザインを募集する。

エントリー後、担当する月を割り振られ、カレンダー表紙のデザインとあわせて7月31日締め切りで提出する。各月ごとに12点の優秀賞、その中から1点の最優秀作品が選考され、表紙デザインも1点の最優秀賞が選出される。表彰は8月に行う。

応募作品は優秀賞によるカレンダーと参加作品すべてを載せた製本カレンダーとして印刷され、11月初旬に大槌町の仮設住宅約50カ所へ寄贈する。また、参加した学生の学校で、復興支援の継続をテーマとしたカレンダーの展覧会も希望に応じて開催する。