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「JAGDA新人賞展2013」で、受賞者3名が「グラフィックデザイナーとは何か」を問う書籍を発行

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会場で販売されている『One and three books 一つと三つの書物』(予価 本体2100円+税)。 企画:田中義久、平野篤史、宮田裕美詠、デザイン:田中義久、編集:古賀稔章、発行者:中島佑介、協力:竹尾、八紘美術

日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)による「JAGDA新人賞」受賞者、田中義久・平野篤史・宮田裕美詠による「JAGDA新人賞展2013」が、クリエイションギャラリーG8で開催中だ。

今年、3名の受賞者は書籍を企画。時代と共に職能領域が変化し、その現場も拡張し続けるグラフィックデザインの多角的な取り組みが注目されている昨今、現代を生きるデザイナーたちは、社会経済とどのような繋がりを持ち、また、どのように日々の仕事に取り組んでいるのか。『One and three books 一つと三つの書物』と題された書籍では、このテーマの下、3名の受賞者に焦点を当てている。三者三様のあり方を取り上げることで、現在のグラフィックデザインそのものを検証していく。そのほか、対談や浅葉克己JAGDA会長の寄稿、葛西薫さんのインタビューも収録している。

会場では、3名の受賞作品および近作を、ポスター・小型グラフィックを中心に紹介。また、本の制作過程や検証中の内容、印刷工程を完成した本と併せて展示販売している。

6月24日には渡邉良重さん(キギ)を迎え、受賞者3名とのギャラリートークを予定している(入場無料、要予約)。

なお新人賞展は7月8日~18日平和紙業 PAPER VOICE OSAKA、9月28日~10月14日成安造形大学【キャンパスが美術館】ギャラリーアートサイト、2014年2月18日~23日 国際デザインセンター・デザインギャラリーに巡回。新潟、宮城は会期、会場は未定だが、巡回が予定されている。

JAGDA新人賞展2013

田中義久・平野篤史・宮田裕美詠
クリエイションギャラリーG8 6月28日まで。
11時~19時 日曜・祝日休館 入場無料

written by brain