博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は10日、生活者のメディア接触の現状を分析する「メディア定点調査2013」の調査結果を発表した。これによれば、PCからのインターネット接続時間は3年連続で減少した一方、携帯電話(スマートフォン含む)からの接続時間は50.6分と昨年の40.4分から約10分伸び、25.2%増となった。
携帯電話からのインターネット接続の伸びは、女性の20代、30代で特に顕著で、女性20代では119.9分(昨年67.8分、76.8%増)、30代では73.9分(昨年45.3分、63.1%増)。
また、スマートフォンの所有率は45%と10ポイントを超える伸びとなっており、その利用機能として、10代では「通話」以上に「動画」「コミュニケーションアプリ(LINEなど)」「SNS」「ゲーム」などの数値が高くなった。
なお、東京地区の調査結果によると、マス4媒体とインターネット2媒体(PC、スマートフォン含む携帯電話)をあわせた1日のメディア接触時間は週平均5時間53分と、2010年以降ほぼ横ばいが続いている。
調査は東京都、大阪府、愛知県、高知県の15歳~69歳男女を対象に2月2日~14日に郵送調査で行い、2614人から回答を得た。
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