「生活者を囲い込む」の勘違い

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『SHARED VISION[シェアードヴィジョン]』の刊行を記念して、著者の廣田周作氏(電通プラットフォーム・ビジネス局 開発部コミュニケーション・プランナー)が登壇するトークイベント「ソーシャルメディアで企業と生活者が円滑なコミュニケーションを図るには!?」が17日、渋谷ヒカリエ8/01/COURTにて行われた。

廣田氏は、ソーシャルリスニングの知見に基づいたコミュニケーション設計を行う。ツイッターが日本で広く普及する前から、テレビとツイッターが連携していることに注目し、ツイッター分析を独自に開始。ソーシャルリスニングのソリューションとして、電通が開発した「Sora-lis(ソラリス)(2011年)」「リスニングプラス(2012年)」などの分析メソッドのリリースに携わったほか、ツイッター上での話題の拡散度合いを測る指標の開発にもかかわってきた。

いままで数多くの、ソーシャルメディア運用における悩みを聞いてきた廣田氏は、「ソーシャルデザインから、中長期的なコミュニティーを作るには、企業が生活者を囲い込もうとしてはいけない。経営者、社員、生活者がビジョンを共有し、一緒にアクションを起こしていく事が大切」と説明。書籍内でも取り上げている、テレビ新広島(フジテレビ系列)の番組「ひろしま満点ママ!!」の課題を解決した事例などを元に、ソーシャルメディアで企業と生活者が円滑なコミュニケーションを図るための具体的な手法について紹介した。

「これからのエージェンシーには、スピード・長期化・会話・運用の4つの力がより求められてくる。小粒でもアイデアを出し続けて課題解決へと導いていくファシリテーションのスキル向上に注力すべきだ」と、参加者に熱いメッセージを送った。


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written by sendenkaigi
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「シェアードヴィジョン」とは、「皆で創りたいこと」「皆で創る理想の姿」の意味。企業と生活者が未来のイメージを共有し、円滑なコミュニケーションを図っていくためにはどのようにすべきか、事例などをもとに紹介していく。

定価:¥ 1,680円 発売日:2013/6/4

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