英国の化粧品会社LUSH(ラッシュ)は、ユーチューブのラッシュジャパン公式チャンネルで、化粧品の動物実験に反対するショートムービーの第一弾を公開している。ムービーは、ウサギの目線で動物実験の反対を訴えるドキュメンタリー調の内容。6月1日に新宿駅前店の店頭で実施し注目を集めた“フラッシュモブ”の様子も収録されている。
このフラッシュモブは、檻の中に閉じ込められたウサギを助けるべく、踊りながら署名を集めるというもの。店頭で動物実験反対への署名が呼びかけられている中、突然音楽が鳴り始め、通行人の人ごみの中に紛れたダンサーが踊りながら次々とウインドウに署名を書く。集まった署名によって檻から助け出されたウサギが、ダンサーやスタッフとともにダンスパフォーマンスを行うという内容だ。パフォーマンス後、店頭には200人を越える人だかりができ、写真や動画を撮影する人が溢れたほか、署名のために多くの人が列をなした。
2部構成となる同ムービーの第二弾は、近日中に公開される予定。同社では、動物実験の代替法についての開発・普及活動を行う団体や個人に賞を授与する取り組み「ラッシュプライズ」をはじめ、動物実験の全面廃止のための取り組みを継続して行っており、今後さらに注力していく考え。
【ラッシュプライズに関する記事はこちらへ】
化粧品の動物実験廃止を促す「ラッシュプライズ」、今年度ノミネートがスタート
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