日本気象協会は7月22日、スマートフォンのカメラ画面上に周辺の雨量を表示する無料iOSアプリ「Go雨！探知機 -XバンドMPレーダ-」の提供を開始した。

このアプリは、国土交通省の雨量観測システム「XバンドMPレーダネットワーク（XRAIN）」のデータを、AR（拡張現実）機能を使ってカメラ画像に重ねて表示するというもの。ユーザーの現在地から周囲5キロメートル、250メートル間隔で、360度すべての方向の雨量情報を、実際に見えている雲と重ね合わせて確認できる。現在地で雨が降っている場合は雨の強さを、降っていない場合は最寄りの雨雲までの距離と方向を表示する。屋内外での使用が可能。

カメラを上に向けると、250メートル間隔の詳細な雨量情報を、下に向けると、現在地を中心に半径5キロメートル以内の雨量情報を表示する。

written by