突然の「感動課長」任命
はじめまして。サイボウズ人事部「感動課」の福西です。このたび縁あって、コラムを書かせていただくことになりました。
「え、感動課って何?」と思われた皆さんに、まず「感動課」の成り立ちと私の簡単な自己紹介をさせていただきます。
サイボウズの人事部には、「感動課」という部署があります。『職場に感動を!』をスローガンに、おそらく感動の専門部署としては世界初なのではと思います。どんな事をしている部署かと言いますと、社内にある"感動の種"を探し、"感動の華を咲かせる"ことが唯一の業務でありミッションです。コラム初回の今回は、サイボウズ社員ですらあまり知らない、感動課ができた頃の話をしようと思います。
忘れもしません、三年前の私の誕生日に社内で副社長とすれ違い「お疲れ様です」と挨拶し、そのまま行こうとしたときの事です。「福ちゃん、ちょっと話したいことがあるから時間もらえる?」。その時の私は開発部のドキュメント部に所属していて、業務の傍ら社内イベントの手伝いをしたり、数名とボランティアで社内報を作ったりしていました。そして、その打ち合わせで、
「福ちゃん、人を喜ばせるの好きやろ?」
「はい、嫌いではないです」