コラム

"感動課"の不思議な毎日

「感動課、“ありがとう”を配る」

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大切なのは、社員一人ひとりへのフィードバック

年は変わりまして、翌年になると感動課も仕事はじめになります。初詣を済ませ、「今年も社内に感動が溢れますように」とお願いし、その日から数日は黙々とグループウェアと向き合う毎日が続きます。何を行っているかと言いますと、先ほど書きました「ありがとう」の投票と共に記入されたコメントを各個人にメッセージで送信するのです。チームへのコメントは、代表してリーダーに送り、チームで共有してもらうようにします。

文面はこんな感じです。

お疲れ様です。
昨年末のオブザイヤーで投票がありましたのでお伝えします。
※パーソンオブザイヤーの分です。
※誰からの投票かは秘密になっています。

・緊急の用事が多くてすみません。すぐに対応していただけるので、とても助かります。
・いつもありがとうございます。
・無理難題をさらっと引き受けてくれて、本当に感謝しています。 運用安定の砦として、これからもよろしくお願いします。
・〇△さんはIEとForestの二足の草鞋で大変そう。いつも確りとした考えで業務を支えてくれてありがとうございます。
・Forestの運用あってこその自社クラウドだと思います。
・案件対応やプライベートな話まで色々お世話になっています!
・尊敬しています。 頭の回転が速く、すごいスピードで理解、処理している。 また、視野が広く、キャパも大きいので、くりだされる説明がとてもわかりやすい。 いつも変わらぬ導き、助言に感謝しています。 ずっと一緒に仕事をしたいと思えるすばらしい方です。 いつもありがとうございます。

これに自分のコメントも何かしらそえて送付します。

これで年明けに、近くの社員の誰かから(去年の事ではありますが)「ありがとう」のコメントが来るわけです。人によってコメントの数は違いますし、250人の投票で実に300人近くの社員に対してコメントがあります。これを一気に共有するのではなく一人ひとりに送付します。送信している時は、目もしばしばして大変なのですが、数時間もすればそんな疲れも吹き飛びます。

なぜか?それはコメントへの返事が、社員一人ひとりから来るからです。

・ありがとうございます!
 感動というよりは気が引き締まりますね!
・ありがとうございます。
 これは永久保存版です。泣けます
・ありがとうございます。こんなにコメントいただけるとは思っていなかったので、嬉しいです。
 福西さんも、企画本当にお疲れ様でした&ありがとうございましたm(_ _)m
・ありがとうございます!
 これ、うれしいですね^^
・福西さーーーんありがとうございます!!!
 感動しましたー(/_;)
・福西さん、メッセージありがとうございます!
 う、ううぅ・・・愛に包まれた会社や
・福西さん、今年もありがとうございます!!
 やー、本当こういうのいただけるとうるっと来ちゃいますね。
 なんというか、とてもありがたいです。

年末の表彰はどうしても票が多くなった人、どちらかと言うと業務上目立つポジションの人に注目が集まりますが、そんなものは実はほんの一部なんです。残りの大半を占める、この「ありがとう」の気持ちこそが、会社をそして事業を支えているんじゃないかと、大げさですが思っています。何年も前からこのオブザイヤーの企画はあったのですが、同じように登録されたコメントは共有されずそのままにされていました。感動課を始めた時、「社内に感動なんかあるのか」と思っていたのですが、ゴロゴロ転がっていました。このコメントを見た時は宝の山を見つけた思いでした。

このお宝、一つのコメントだけでもかなりの輝きです。このコラムを読んで、同じことを始めようと思う方がいましたら、投票にあわせてコメントの入力とその共有はぜひ行ってみてください。感動を実感できると思います。
また、誰からのコメントかを言わなかったりするのも威力が増すのかなと思っています。実際には、登録はされていない「ありがとう」はまだまだあると思います。それを多く拾うためにも、もっと投票率を上げるなど、まだまだ課題は多いですが、この企画は大切に続けていきたい、実にサイボウズらしいイベントだと思っています。

>>次ページへ続く!

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