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「TBWA式世界の空気のつかみ方」/「SWAT」参戦記 後編

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2日目:みんなのアイデア。

SWATが始まる前、「自分のアイデアが残らなくても、このチームは全員でひとつのチームだから、みんなで作りあげよう」と言われていました。

そのためか、僕たちがプレゼンしている途中も、他チームのみんなが、まるで自分のアイデアのようにいろいろ話に割り込んできたのが印象的でした。

各国のプレゼンは「この企画のコアアイデアは…」と一言でアイデアをまとめていたの記憶に残っています。その後の説明は長々と続きましたが…。

やはり、見た瞬間にわかる絵と、一言で説明できるアイデアは強く、最後まで残っていたように思えます。

3日目:死ぬ気でふざけてみる。

海外では自分から話しをしないと(日本でも同じかもしれないですが)完全に無視されます。なのでとにかく相手の記憶に残る様に話をしようと思ってました。

大きな声なのか、絵を使って分かりやすく説明するのか、笑わせるものを用意するのか?などと考えていました。

今回は1日目で日本チームのアイデアが残ったのでそれだけでも十分でしたが、みんなが沈んでいたので笑わせてやろうと思い考えたのがダジャレアイデアでした。

暗い雰囲気の会議室の中で面白くないアイデアが氾濫していた中、僕たちのダジャレは完全に会議室の空気をぶち破りました。

次ページ 「4日目:アートディレクターの見せ場。」へ続く(3/5)