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米国政府、人気YouTuberに広告制作を依頼——公開1カ月で再生回数290万回を突破

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RhettとLinkが企業ブランドのYouTubeキャンペーンを手がけたのは今回が初めてではない。

2009年に制作した、ファーストフードチェーン「タコベル」のムービー「Fast Food Folk Song」は、ドライブスルーで、タコサラダやブリトーといった注文内容をフォークソングに乗せて歌い上げるもの。

マクドナルドとコカ・コーラの依頼で2010年に制作した「T-SHIRT WAR 2!!」は、コマ撮りの手法で撮影・制作されたもので、テレビCMとしても放送されるに至った。

「T-SHIRT WAR 2!!」。以前に制作していたストップモーション動画「T-SHIRT WAR!!」の続編として制作された。

YouTubeは、昨年6月にローンチした「ブランドパートナープログラム」の一環で、企業ブランドとYouTubeクリエイターとのコラボレーションを積極的に推し進めているが、RhettとLinkはそれ以前から、こうしたブランドのコンテンツ制作に取り組んできた。

2000万人以上のユニークユーザーを抱えるマルチチャンネル ネットワーク(MCN)の米 Maker Studiosも、同社が提携するクリエイターをブランドのスポークスパーソンとして活動させるプログラムを発表している。

ユーザーが思わず見たくなるようなコンテンツの作り方を知っているYouTubeクリエイターに、ブランドのコンテンツ制作を委託することで、より効果的な企業コミュニケーションが実現できるとの考えのもと、こうしたブランド×クリエイターの連携の動きは今後もさらに活発化していきそうだ。

なお、NHTSAと担当エージェンシーの米 Tombras Groupは、「I’m a Textpert」と並行して、ながらスマホによる10代の交通死亡事故をテーマとした制作費850万ドルのテレビCM「Manifesto – Texting while driving video」や、ソーシャルメディア、BuzzFeedでのペイドパブリシティ、「不注意運転啓発月間」特設サイトなどを活用したインテグレーテッドキャンペーンも展開した。

「Manifesto」についても、4月3日の公開以来、5月15日現在で再生回数220万回を超え、その衝撃的な内容がSNSなどで話題になっている。

「Manifesto – Texting while driving video」

※『アドエイジ』5月13日 「YouTube Stars Rhett and Link Made a Texting-While-Driving Commercial and It’s Awesome」より

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