【前回のコラム】「「契約社会アメリカ」の洗礼を受ける」はこちら
「話して伝える」ことが苦手だったからこそ
「清水さんは、本来コミュニケーションの仕事には向いていません。だから、さらに言葉が通じない海外で仕事をするのはあまりおすすめしません」
これは、ニューヨークに発つ前に、東京で通っていた心療内科の主治医に言われた言葉です。
なぜ私が心療内科に通っていたのかというといろいろあったのですが、総じて言うと、話している相手の感情をうまく捉えられなかったり、コミュニケーションがうまく行かないことがあって、ちゃんと自分のことを知って自分に適切な生き方を見つけないとなかなか苦しいなあと思ったのがきっかけでした。
しばらく通ってカウンセリングを受けて、検査を受けたところ、「アスペルガー症候群」という診断が下りました。
アスペルガーというのは病気というより先天的な特徴なのですが、wikipediaには、「興味・コミュニケーションについて特異性が認められる広汎性発達障害である」なんて書いてあります。
「興味の面では、特定の分野については驚異的なまでの集中力と知識を持ち、会話の面では、聞かれたことに対して素直に答える(「空気を読む」などの行為を苦手とする)、といった特徴を持つ」なんてことも書いてあります。
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清水 幹太(PARTY チーフ・テクノロジー・オフィサー)
清水 幹太(PARTY チーフ・テクノロジー・オフィサー)
東京大学法学部在学中(のち中退)からプログラマー・デザイナーとして活動。2006年にイメージソースに入社以降は、テクニカル・ディレクターとしてウェブサイトから映像まで、様々なフィールドに渡るコンテンツ企画・制作に携わる。2011年、クリエイティブラボ「PARTY」設立に参加。クリエイティブ・ディレクター、チーフ・テクノロジー・オフィサーとして、インタラクティブを中心にジャンルを問わず、高い技術力を背景にした様々なクリエイティブに関わっている。2013年9月よりPARTY NYCに赴任。カンヌ・クリエイティビティ・フェスティバル、アジア・パシフィック広告祭等、国内外での受賞多数。
清水 幹太(PARTY チーフ・テクノロジー・オフィサー)
東京大学法学部在学中(のち中退)からプログラマー・デザイナーとして活動。2006年にイメージソースに入社以降は、テクニカル・ディレクターとしてウェブサイトから映像まで、様々なフィールドに渡るコンテンツ企画・制作に携わる。2011年、クリエイティブラボ「PARTY」設立に参加。クリエイティブ・ディレクター、チーフ・テクノロジー・オフィサーとして、インタラクティブを中心にジャンルを問わず、高い技術力を背景にした様々なクリエイティブに関わっている。2013年9月よりPARTY NYCに赴任。カンヌ・クリエイティビティ・フェスティバル、アジア・パシフィック広告祭等、国内外での受賞多数。
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