7月2日は、1年365日のちょうどまん中の日。この日を、「MID DAY」と呼んで記念日としてお祝いしよう、というイベント企画が丸一年の準備期間を経て実現した。
「Tokyo Midtown Award 2013」デザインコンペでグランプリを受賞したbivouacの作品「MID DAY」
これは、東京ミッドタウンが開催するTokyo Midtown Award 2013のデザインコンペ部門においてグランプリを受賞した企画作品だ。2013年度は「まん中」をテーマに作品を募集し、1333作品の中から選ばれた。
企画制作したのは、クリエイティブユニット「bivouac(ビバーク)」。これまで大晦日や元旦のように祝われることがなかった7月2日を「MID DAY」として、シンボルマークやカレンダーを作成。それまでの半年を振りかえり、これからの半年を想う1日にすることをコンセプトにした作品で、実現に向けてイベントのディレクションを行ってきた。
MID DAY Ribbon(ミッド デイ リボン)。これまでの半年を振り返り、これからの半年の目標や祈願をリボンに書いて、芝生の広場に配置したMID DAYの巨大ロゴに結べるインスタレーション
東京ミッドタウン内では、「MID DAY」を盛大に祝うため1週間以上前からイベントを告知する、フラッシュモブダンスや各店舗でのプレゼント提供など34の仕掛けを用意。特設サイトでも、カレンダーと各仕掛けの種明かしをしつつ「MID DAY」(1年のまん中)までのカウントダウンを行った。
7月2日12:00よりイベント開始、18:00にフィナーレを迎える。
本イベントについて、bivouac代表の稻田尊久さんは「昨年、Tokyo Midtown Award 2013 デザインコンペでグランプリを受賞するとほぼ同時にMID DAY実現の打診をいただきました。
初めは、祝日や、年末年始に基づいたささやかなものを考えていたのですが、話し合いのなかで、街をあげて祝う大きなイベントになっていきました。
bivouacとしては最終的に、「まん中の街・東京ミッドタウンが、1年のまん中を祝う」という当初の一番の目的が達成できたので、来年度以降に繋げていければと思っています」と話す。
bivouac (ビバーク) プロフィール
宣伝会議 アートディレクター養成講座(ARTS)13期修了生で結成した、4名のデザイナーからなるクリエイティブユニット。
【メンバー】
・稻田 尊久 (いなだ たかひさ)
グラフィックデザイナー
・姫野 恭央 (ひめの やすひろ)
グラフィックデザイナー
・田中 和行 (たなか かずゆき)
グラフィックデザイナー
・田島 史絵 (たじま ふみえ)
WEB デザイナー
【関連記事】
Tokyo Midtown Award 2013 についての記事はこちら
「MID DAY」関連記事はこちら
「bivouac」関連記事はこちら
新着CM
-
AD
ビデオプロモーション
1社提供TV番組 文化イベントを活用したスポンサードコンテンツ成功の秘訣
-
クリエイティブ (コラム)
名前は知られていても、事業は知られていない。新生パナソニックの「伝え方」(前編)
-
クリエイティブ (コラム)
関西の生活のにおいがする漫才風CM――本田技研工業「街のおでかけ」篇
-
マーケティング
1500名超のマーケターが参加、3年ぶりのリアル開催「宣伝会議マーケティングサミ...
-
広報
2023年評判を落とした不祥事ランキング、 1位はビッグモーター不正請、2位はジ...
-
AD
マーケティング
ニトリが新生活者向けTikTok施策 若年層の来店が前後比2倍に
-
販売促進
「午後の紅茶」imaseとコラボ 集まった短歌から“冬のミルクティー”をテーマに...
-
AD
特集
「広告」の役割が変化する時代 クリエイティブビジネスと経営マネジメント
-
クリエイティブ
グランプリは日成ビルド工業のリクルート広告 金沢ADC、各賞決定