インドに本社を置くインターネット広告会社のVizury Interactive Solutions社(Vizury社)は8日、日本における事業拡大を目指し、日本支社 Vizury Japan(ビイズリー ジャパン)社を設立した。
Webサイト内での閲覧・購買履歴に基いてユーザー毎に最適なレコメンド広告を表示し、購買を促進する「リレーションシップ・リターゲティング」のためのデータプラットフォームを提供するVizury社。
PCだけでなくモバイルWeb(iOSおよびAndroid)やモバイルアプリ上でも行動リターゲティングが可能であることを特徴としている。
PCからモバイルまであらゆるデバイス上での顧客行動を分析し、最適な広告を展開することで、クライアント企業と顧客とのエンゲージメントを強化し、売上・マーケティングROIの向上につなげることを目指している。
これまでに北京、シドニー、サンパウロ、シンガポール、台湾、ドバイ、ソウルなどアジアを中心に支社を展開。主要なサービス導入事例としては、Amazon.in(インドAmazon)が挙げられる。
日本では2012年、マイクロアドの連結子会社 マイクロアドプラスをパートナーとして事業展開を開始し、2013年度には国内だけで240%成長を達成した。今回の支社設立を機により一層、日本のデジタルマーケティング市場に合ったサービスの提供を目指していくとしている。
日本支社の代表取締役社長 兼 日本法人代表には、富松敬一朗氏が就任した。富松氏は新卒でP&G宣伝本部入社後、Citi、GE、20世紀フォックス映画でマーケティング部長を歴任、その後Google営業統括部長などを経て現職に至る。
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