コラム

復活・「広告なのにシェアされる」コンテンツ・マーケティング入門

「ネイティブ広告」の議論は、とっとと終わらせよう!――混乱を招く5つの誤解――第2回

share

誤解される理由④ 「新しい考え」と「新しい環境」を混同している

記事体広告以外でも、「ネットではずいぶん前から、スペシャルサイトなどでオリジナルコンテンツを展開していたのではないか」という意見もあります。もしくは、「昔からある特撮ヒーローのTV番組と、ヒーロー玩具のCMはコンテンツと広告が両立している。つまりコンテンツと広告が組み合わさっているものは昔からあったではないか」と言う方もいるでしょう。

しかし、ネイティブ広告で問題にすべきは「新しいか古いか」ではなく、「今の環境にあった形は何か」という議論です。コンテンツと広告を組み合わせる手法は以前からありますが、例えばLINEのスポンサードスタンプが誕生したのは最近です。スポンサードスタンプはスマホが浸透した今の環境だから生まれてきたネイティブ広告の形であると言えます。

また、一昔前と違い現在では、スペシャルサイトのような大掛かりのものを作らずとも、メディアやSNS、企業のオウンドメディアで配信するコンテンツの中身だけを作れば話題にしてもらうこともできます。コンテンツを配信するプラットフォームと、それらを拡散する環境が揃ったことで、小さなコンテンツでも面白ければ話題にされるようになりました。

つまり時代と共に、コンテンツにとって有利な環境にネットが段々と変化しています。コンテンツマーケティングとネイティブ広告が注目される背景には、このような状況の変化があるのでしょう。

そして、この新しい環境の中で、広告をコンテンツとして扱う事でいかに成果を出すか、というのがネイティブ広告の本来の目的であるはずで、何がネイティブ広告なのか、それは新しい考えなのか?という議論は最も重要なことではないと思います。

seminar_lead

※あわせて読むと、さらにお薦めです!
田端信太郎著「MEDIA MAKERS」(Kindle版)
2014年8月31日まで、特別価格500円にて販売!

Follow Us