コラム

復活・「広告なのにシェアされる」コンテンツ・マーケティング入門

「ネイティブ広告」の議論は、とっとと終わらせよう!――混乱を招く5つの誤解――第2回

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こちらは「ネイティブ広告」の議論は、とっとと終わらせよう!第1回 ——混乱を招く5つの誤解——の続きです。

なぜ、ネイティブ広告の定義には様々な意見が噴出するのか。第1回に続き、「誤解される5つの理由」を挙げながら、「ネイティブ広告」とは何かを考えていきたいと思います。前回は、①「概念」と「フォーマット」を混同している、②記事の中身と、広告枠の話を混同しているという2つの理由を挙げました。私が考える3つ目の誤解される理由は次の通りです。

誤解される理由③ 単体の記事体広告と、旧来の記事体広告の全体を混同している

ネイティブ広告に関する議論の中で、「昔の記事体広告にもユーザーを楽しませるものはあったのでは」と指摘される方もいると思います。こちらも1回目で話した抽象度の話と似ていて、個々の記事体広告と(従来の)記事体広告全体の話を切り分けて考えないと混乱してしまいます。従来の記事体広告にも、個々にはコンテンツとしてネイティブであると言えるものはあったでしょう。

しかし、記事体広告全体を思い返してみれば、(現代の視点から見れば)企業目線が強すぎ、露骨な広告になっているケースが多かったと思います。これは、理由②で書いたように、コンテンツの体裁で広告を配信する「広告枠」として販売されている面が強く、中身であるコンテンツを重視することが少なかったからだと思います。

いま話した、個々では重なるが、全体では異なるという関係を図にしてみました。

記事体広告に限って言えば、今の時代に合った従来よりもコンテンツ重視のものにしていけばいいだけの話です。露骨な昔風の記事体広告ではSNSでシェアされないので、自然に中身も切り替わっていくと思います。少し楽観的すぎるでしょうか。

次ページ 「誤解される理由④」に続く

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