[寄稿者一覧はこちら]【前回のコラム】「コピーを書くということ(3)—学んだ一言」はこちら山﨑博司(TBWA\HAKUHODO コピーライター)
4年目の夏がすぎると、4年目社員はソワソワし始めます。
営業からマーケへ、マーケからクリエイティブといったように、
ジョブローテーションが博報堂にはあるからです。
もちろん僕も局長に呼ばれました。
異動先は、TBWA\HAKUHODO。
会社も変われば、仕事場も赤坂から田町へと変わりました。
TBWA\HAKUHODOとは
TBWA\HAKUHODOは、
TBWA\Worldwideと博報堂が合弁で作った総合広告会社です。
「Disruption(破壊的創造)」を掲げ、
既存の考え方や常識にとらわれない新しいソリューションの創造を目指しています。
異なる文化が融合した会社に考え方。
僕にとっては何もかもが新鮮でした。
たとえば、打ち合わせの仕方ひとつとっても。
コピーライターの登竜門、『第52回宣伝会議賞』応募受付開始しました
スワット方式
クリエイティブディレクター(以下CD)を中心に、
コピーライター、アートディレクター、プランナーがアイデアを持ち寄る
通常の打ち合わせとは別に、
TBWAにはスワット方式という打ち合わせの仕方があります。
コピーライターとアートディレクターの2人で1チーム。
仕事にもよりますが、5チームたつとすると、
残り4チームがライバルであり社内競合となります。
CDから共有日が決められると、
