11月4日(火)13:00に応募が締め切られた国内最大規模の公募広告賞「第52回宣伝会議賞」(宣伝会議主催)の作品集計結果が6日にまとまり、応募総数は過去最高の52万3392点を記録した。これまで過去最高だった前回(第51回)の48万8916点から、3万4476点増加した。
宣伝会議賞は、広告表現のアイデアをコピーとCM企画で競う公募形式のコンペティション。1962年、雑誌『宣伝会議』の創刊100号を記念して創設された。企業の実際の商品・サービスを課題としており、今回は41社が課題を提供した。作品の内訳は、キャッチフレーズが51万6266点、テレビCMが4128点、ラジオCMが2998点。第51回の内訳と比較すると、キャッチフレーズが3万5188点増となったほか、ラジオCMが352点増となった。
応募点数は、40回目の2002年に10万点を初めて突破。05年(43回)に20万点を超え、さらに09年(47回)に30万点を突破。以降毎年増加しており、前回の第51回で40万点を超え、今回の第52回で50万点を突破した。
月刊「宣伝会議」は今年創刊60周年の節目を迎えた。また、これまで数多くのクリエイター、コピーライターを輩出してきた「コピーライター養成講座」も、2年後の2016年に開講60周年を迎える。業界内外に向けた情報発信や、業界の第一線で活躍できる人材の育成に取り組んできたこれらの事業も、近年の急速な応募数増を後押ししている。第51回の一次審査通過率は1.44%。今回もさらなる激戦が予測される。
一次審査通過者の発表は『宣伝会議』2015年3月号(2月1日発売)誌上、協賛企業賞、二次審査通過者、三次審査通過者、ファイナリストの発表は『宣伝会議』2015年4月号(3月1日発売)誌上、グランプリほか主要賞の発表は2015年3月に都内で開催される贈賞式にて行う予定。
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