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岡山がローカル局のモデルになるかもしれない
テレビはこれからどうなるだろう?テレビ局は今後どう変わっていくのか?そんな議論をする時の「テレビ局」とは、日テレだフジテレビだと、在京キー局の話ばかりになりがちです。でも、少なくとも数でいうと、県単位で存在するローカル局のほうが圧倒的に多いですね。
テレビ放送が始まってから60数年の間に、各地域でそれぞれの状況や事情によって開局され、ネットワークも整えられてきた。その歴史はまた皆さん各自で調べてみてください。日本のそれぞれの経済圏の仕組みや成り立ちが、色濃く反映された結果です。
テレビ局が今後どうなるのかを考える上で、ローカル局がどう進めばいいかは、キー局の議論とはかなり違う方向性の話になります。そこで重要なのは、いかに地域に密着するか。そしてキー局に「おんぶにだっこ」だけではない自主性・独立性を新たにどう切り開くかが問われそうです。つまり「地元に密着したオリジナリティ」とでも言うべきことを、各ローカル局があらためて追求する必要があるのだと言えます。
そんなことをつらつら考えていたら、先日関西のテレビ局の知人が押しかけてきて言うのです。
「いま岡山がすごいことになっている!あんたもぜひ、見るべき!」
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境 治(コピーライター/メディアコンサルタント)
1962年福岡市生まれ。1987年東京大学卒業後、広告会社I&S(現I&SBBDO)に入社しコピーライターに。その後、フリーランスとして活動したあとロボット、ビデオプロモーションに勤務。2013年から再びフリーランスに。有料WEBマガジン「テレビとネットの横断業界誌 Media Border」を発刊し、テレビとネットの最新情報を配信している。著書『拡張するテレビ ― 広告と動画とコンテンツビジネスの未来―』 株式会社エム・データ顧問研究員。
1962年福岡市生まれ。1987年東京大学卒業後、広告会社I&S(現I&SBBDO)に入社しコピーライターに。その後、フリーランスとして活動したあとロボット、ビデオプロモーションに勤務。2013年から再びフリーランスに。有料WEBマガジン「テレビとネットの横断業界誌 Media Border」を発刊し、テレビとネットの最新情報を配信している。著書『拡張するテレビ ― 広告と動画とコンテンツビジネスの未来―』 株式会社エム・データ顧問研究員。
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