シリーズCMは面白くしすぎると続かない? リスナーから寄せられた「気になるCM」を徹底分析!
TCC賞、審査の真っ最中
中村:「すぐおわ」は広告にまつわる色々なことをラジオで解明していく番組ですが、最近お二人は広告まわりで気になることはありますか?
権八:澤本さんもそうですけどTCC賞という、東京コピーライターズクラブの広告賞の審査の真っ最中で、量が多くて大変です。
中村:コピーがたくさん送られてくるんですよね?
権八:いや、新聞何十段とか、新聞広告の読み物、ボディコピーがずらっと文章があるものからポスターもあればCMもあればWebの作品もあれば、長いもので30分ぐらいのものがあったり、5分ぐらいのものがあったり。何千作品あるのかな?
澤本:それがWeb審査なの。Webでグラフィックを見て、ラジオ聴いて、テレビCM見てというので審査していく。家でやるんだけど、かかる時間が「約19時間」と書いてあった。
中村:えーっ!
権八:でも、約19時間は実際ウソ! もっとかかる。ぼくは40時間ぐらいかかった気がする。でも、企業の広告だけじゃなくて町のスナックのポスターとかもあるんだけど、面白いものがありました。スナックのフロアレディ募集だったと思うんだけど、コピーが「ボトルの中のお酒をオヤジの中に移し替えるだけの単純作業です」って。
一同:爆笑
権八:これは素晴らしいと。このコピー凄くいいと思って、ぼくの一押しです(笑)。
澤本:そういうコピーいいね。
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【前回コラム】「2年目へ突入した「すぐおわ」。リスナー参加型へ? お便りドシドシ募集します!」はこちら
その商品は既に買われている!インバウンドの爆買いは来日前のネットやSNSで決定済み
日本のインバウンド需要が飛躍的に増えていることを日々実感するようになった。
電車の中では大量にお土産を抱える外国人観光客を目にし、観光名所に行くと多くの外国人観光客がセルフィースティックなどを使って撮影するのを目にするのは今や日常のこと。
特に、渋谷のスクランブル交差点では信号が青に変わるたびに真ん中での撮影にチャレンジする人などがおり、冷や冷やすることもある。
来日する観光客の中には日本の商品を目当てに来る人も少なくない。特に中国や東南アジアからの観光客は“日本で売られている(購入した)”日本製品に対する信頼度が高く、円安も相まって大量に購入する人が出ているという。
では、来日する観光客はどの様に購入するものを決めているのであろうか?
インターネットやSNSの発達により購入は「来日前に決めており」どこで何を買うか事前に計画しているというのである。
先週「春節、爆買いした中国人を捕まえろ!海外ユーザ取り込みセミナー」(主催:ベリトランス株式会社)というセミナーが開催された。その中でインテグレートの藤田康人社長が発表した資料の中から抜粋してお届けしたいと思う。
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【前回コラム】「任天堂—DeNA、テレビ朝日—サイバーエージェント、バンダイナムコの著作権開放にみる協業の時代」はこちら
TCC賞グランプリは多田琢氏、ペプシネックスゼロ「自分より強いヤツを倒せ。」に決定
東京コピーライターズクラブ(以下TCC)による2015年度のTCC賞受賞作が発表となった。今年度の応募総数は、一般部門6412点(グラフィック4023点、テレビCM/WEB映像1842点、ラジオCM355点、WEB広告192点)。その中から、TCCグランプリ1点とTCC賞11点、審査委員長賞2点が決定した。また、TCC非会員が応募する新人部門では、408名の中から、最高新人賞1名と新人賞21名が選ばれた。
TCCグランプリに選ばれたコピーは、サントリー「ペプシネックスゼロ」のTVCMから、「自分より強いヤツを倒せ。」。多田琢氏(TUGBOAT)の作品である。
審査委員長 一倉宏氏(一倉広告制作所)は、「常勝のチャンピオンたちに若い世代がよく健闘して、新しい時代の扉が開きはじめる年なのかもしれないと思いました。まさにグランプリのコピー『自分より強いヤツを倒せ。』のとおりに。次の世代が強い先輩たちを倒すチャレンジャーとなって、コピー界を盛り上げてほしい」とコメントした。
なお本年度の受賞作品を展示する「TCC広告賞展2015」が、6月11日からアド・ミュージアム東京にて開催される。
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