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ぐるなび、紙チラシ広告事業を開始 マーベリックと提携してデータ活用

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「ぐるなび」が始めるチラシ広告の例。配布先は、「ぐるなび」アクセスデータを基に、「ベッドタウン在住で、勤務先からの帰りがけに駅前の料飲店に寄る50歳以上の男性が多い」などとカテゴリー分けして選定する。

「ぐるなび」が始めるチラシ広告の例。配布先は、「ぐるなび」アクセスデータを基に、「ベッドタウン在住で、勤務先からの帰りがけに駅前の料飲店に寄る50歳以上の男性が多い」などとカテゴリー分けして選定する。

飲食店検索サービス「ぐるなび」は22日、加盟店情報を掲載する紙のチラシ広告事業を始めると発表した。地方の中核都市に住む40歳代以上の女性など、インターネットでの飲食店検索が習慣化していない層には、チラシが効果的と判断した。

データ管理プラットホーム(DMP)を手がけるマーベリック(東京・新宿)との共同事業。配布先は「ぐるなび」のアクセスデータを基に選ぶ。生活様式や世代、性別、収入といった情報から、居住者を数パターンに分類して効率よく配布できるという。チラシは新聞折込のほか、ポスティング(戸別投函)や、ハンディング(街頭での手渡し)といった配布手段も検討する。

3月に千葉・柏、松戸エリアで実施した試験配布では手応えを得た。チラシ7万枚を配った結果、「ぐるなび」サイトへのアクセス数や来店状況が好調で、マーベリックの広報担当者は「掲載店舗の8割以上から高い評価を受けた」と話す。

5月23日にも新聞朝刊で折込チラシを実施する。配布数は15万枚で、東京・赤羽駅周辺の飲食店を20~25店紹介する。新潟市や金沢市でも同様の折込広告を実施する予定。効果検証を行いつつ、今夏から全国で本格展開する。