業種・業態や企業規模を問わず、オンラインに新たな販路を求める企業が増えている。経済産業省が発表した「平成25年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によると、2013年の日本国内のEC市場規模(BtoC)は前年比17.4%増の11兆1660億円、小売業界のEC化率は前年比0.6ポイント増の3.67%まで伸びた。購買チャネルとしてECが急速に浸透する中、消費者の「実物を見てみたい」「触って確かめたい」などのニーズに応えるために、ポップアップショップの出店やショールームの開設など、消費者とのリアルな接点を新たに設ける事業者も少なくない。
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こうした状況を受け、ポップアップショップを出店したい企業・ブランドと、空き店舗・空きスペースとをマッチングするサービス「SHOPCOUNTER(ショップカウンター)」が25日にスタートした。出店を希望する企業・ブランドは、希望に合ったスペースの検索から問い合わせ、予約、決済までをすべてオンライン上で行うことができ、スペースの所有者はSHOPCOUNTERへの登録によって空きスペースを有効活用することができる。サービス開始時点の登録スペースは60件ほどで、路面店スペースや営業中の店舗の一角にあるシェアスペース、展示パーティーなどに利用できるイベントスペースなどがラインアップされている。
企画・開発・運営は、DSP・DMP事業のフリークアウトでセールスマーネジャ、ビジネス開発マネージャ、社長室長、海外子会社・FreakOut Asia Pacific Pte.Ltd.の代表などを歴任した三瓶直樹氏が代表を務めるCOUNTERWORKSが手掛ける。
2016年4月までに、登録スペースを都内中心に300カ所まで拡大するとともに、利用可能エリアも順次拡大していく予定。また、サービスを利用するテナント企業・ブランドに対して、無料のコンサルティングサポートも提供する予定としている。
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