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9月のツーリズムEXPO、インバウンド需要とSNS活用で17万人来場目標に

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日本観光振興協会(日観振)と日本旅行業協会(JATA)は9月24日から27日にかけて、海外旅行や訪日旅行および国内旅行振興を目的としたイベント「ツーリズムEXPOジャパン2015」を開催する。2013年まで日観振を主催として開催していた国内観光博覧会「旅フェア日本」と、JATA主催の国際観光博覧会「JATA旅博」を統合したイベントで、今回が2回目の開催。2014年は151カ国・地域と1129企業・団体が出店し、4日間で15万7589人が来場した。2015年は、SNSを活用した若者へのアプローチや在日大使館を通した日本在住外国人へのプロモーション強化によって17万人の来場を見込む。

今回の開催は東京五輪が開催される2020年を視野に入れており、中間点となる2016年をひとつの節目と位置付けた。初開催である2014年の「ホップ」から、新しいプログラムや取り組みにチャレンジする「ステップイヤー」として、2020年に向けて観光産業の果たす役割を国内外に広く発信することを狙う。

具体的なプログラムとしては5事業を展開。昨年も展開したUNWTO(国連世界観光機関)と連動した「国際観光フォーラム・シンポジウム」、出展サプライヤーと旅行会社(バイヤー)が参加する「アウトバウンド・国内商談会」と取材・媒体露出などの商談を行う「メディアミーティング」、国内・訪日関連や海外による「出展」、2020年に向けて東京を舞台に魅力ある日本の地域コンテンツを国内外へ発信する「JAPAN NIGHT 2015」に加えて、今年は観光産業の発展や拡大に寄与する団体、個人を表彰する「ジャパン・ツーリズム・アワード」を新設。幅広い展開をすることで、一般生活者からツーリズム産業に関わる地域や旅行会社の関係者までを巻き込んだイベントとした。

5月28日に開催された発表会では、実行委員会委員長であるJATAの田川博己会長が「節目と位置付ける2016年にはリオデジャネイロで五輪が開催し、次回開催地となる東京や日本に注目が集まる。ツーリズムEXPOジャパンも観光産業の関係者に欠かすことのできないイベントとして確立させていく」と開催に向けての意気込みを語った。


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