ネット印刷サービス「ラクスル」を運営するラクスルは6月、タレントのガッツ石松さんを起用した新テレビCMの放映を開始した。全国の印刷会社の非稼働時間を活用することで、高品質な印刷物を低価格で提供するECサービス「ラクスル」や、チラシのデザイン・印刷・配布をワンストップで発注できる集客支援プラットフォーム「チラシラクスル」といった、同社の中小企業・個人商店向けのサービスを訴求するもので、「ガッツ石松 9軒潰した男」篇など全5篇ある。
「ガッツ石松 9軒潰した男」編。「1枚1.1円から」というラクスルのチラシ単価を元に、「じゃあ100枚なら…」と計算するも…。
不動産業や飲食業をはじめとする中小企業・個人商店を多く顧客に持つ同社。今回のCMは、そうした企業・商店を実際に経営している人のリアルな声を訴求したいとの考えで制作された。飲食店など過去に9軒のお店を経営したことがあるガッツさんが登場し、当時の失敗談や「あの頃、『ラクスル』に出会っていれば…」という後悔を語るドキュメンタリー風の映像となっている。「飲食店が1カ月で潰れてしまった」「雇っていたポスティングのアルバイトがチラシを捨てていた」–そんな実際の経験を踏まえ、「ラクスル」のサービスの魅力についても、ガッツさんらしい言葉でコメントしている。
ラクスルが初のテレビCMを放映したのは昨年7月。俳優の遠藤憲一さんと要潤さんを起用し、とあるオフィスでの上司と部下のチラシ印刷をめぐるやり取りをドラマ風に描いた。毎回“ちょっとシュールで笑える”トーンが特徴の同社のCM。担当者は「ラクスルのサービスを理解いただくために、まずはCMに興味を持ってもらおうと、インパクトを重視している」と狙いを話す。
「ネットで簡単!チラシで集客体験!」編
今回は、ガッツさんを起用したCMに加えて、実際にラクスルのサービスを利用している中小企業・個人経営者が出演したCM「リアルユーザー」篇 全22タイプも合わせてオンエアした。以前は自ら行っていたチラシ作成・配布業務をラクスルに変えたことで、仕事の効率が上がったり、コストが抑えられたといった喜びを語っている。ガッツさんの失敗談と、リアルユーザーの成功談を対比的に見せることで、ラクスルのサービスをよりリアルに伝える狙いがある。
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