ティー・ワイ・オー(TYO)は28日、広告制作会社ケー・アンド・エル(東京・千代田、K&L)を買収すると発表した。海外事業の推進と、広告主企業との直接取引拡大を図る。K&Lの第三者割当増資を引き受け、議決権ベースで68.0%を取得、連結子会社化する。
K&Lは中国とインドに拠点を持ち、グラフィックを主とした海外市場向けの広告制作に強みを持つ。2015年6月期売上高は14億9900万円。旭化成ホーム&プロダクツ サランラップの中国向けブランド「旭包鮮(シュウパオシェン)」や、ニコンのデジタル一眼レフカメラ「D7000」などの広告制作実績がある。
TYOは2013年9月に発表した中期経営計画で、18年7月期での売上高500億円を掲げた。海外事業の推進と、直接取引はそのための柱となる。15年7月期の連結売上高は目標達成ペースに乗る見通し。
海外事業では中計目標で売上40億円とし、14年8月にアジア戦略部を新設。ことし4月にはインドネシアで合弁会社PT TYOファースト・エディション(PT TYO FIRST EDITION)を立ち上げた。16年8月期連結決算からは海外売上比率が数%程度になる見込み。
新着CM
-
マーケティング
JCB、二宮さん起用の広告再開 CMやYouTube…4月から
-
マーケティング
伊藤忠、ボスコンと合弁 DXコンサルティングで新会社
-
販売促進
新規獲得に依存しない「守りの販促」を実現する グロースマーケティングとは何か
-
マーケティング
顧客インサイトを発見する能力を高めるには? 味の素マーケター育成の取り組み
-
人事・人物
ダイハツ工業、「三つの誓い」改革推進部を設置(24年4月1日付)
-
AD
販売促進
ただの「景品」としてではなく「付加価値」としての楽天ポイント活用で値引きに頼らな...
-
AD
特集
データを活用して、ビジネス施策を動かす―アユダンテ
-
販売促進
採れたての初日の出を電力に 受賞者が明かす「販促コンペ」企画が実現するまで
-
販売促進
価格帯の二極化進む外食市場 インバウンド活況の裏で人手不足も、日本フードサービス...