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マック、日本独自デザイン店にTYMOTEとgroovisionsを起用

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日本マクドナルドが日本独自の店内壁面デザインを導入する。25日、デザイナーとして「TYMOTE(ティモテ)」と「groovisions(グルービジョンズ)」の起用を発表した。新デザインの店舗は2015年末までにオープンする。現在のグラフィックは、アジア太平洋・中近東アフリカ地域共通で、海外デザイナーによる4種類。これに日本独自デザイン2種を加え、16年度から全国のマクドナルド店舗に広げる。

マクドナルドは、客数回復に向け、日本の消費者の嗜好に合わせた店づくりを急いでいる。9月には、北海道産チーズや国産もち米、あんこ、紫いもなどを使用したメニューを発売した。「日本のお客さまのニーズに合った店舗で、快適な食事体験を提供したい」(日本マクドナルド)とし、今後4年間で約2000店舗を改装する計画。15年中に131店舗を閉鎖し、資源を集中させるという。

8月の客数は前年同月比3.3%減で、29カ月続けて減少した。下げ幅は7月の同比9.8%減から収束したものの、2014年7月の使用期限切れ鶏肉問題を発端とした一連の問題が後を引く。一方、8月の客単価や既存店売上高は、比較的単価の高い「アボカドバーガー」の投入でプラスに転じた。客単価は同比6.3%増、既存店売上高は2.8%増だった。

「TYMOTE」は2014年、イッセイミヤケのプロモーションを担当。ギフトをテーマに、ビジュアルや映像のほか、店頭ディスプレーまで一貫して手がけた。動画はイッセイミヤケの限定商品を活用して制作したAからZまでの書体。


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