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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

審査会の生音声を公開! ACC CMフェスティバル ラジオCM部門(ゲスト:大谷ノブ彦さん)

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結局、大谷さんは何のCMに票を入れたのか!?

権八:しかし、審査の様子を改めて聞くと盛り上がってますね(笑)。こいつら飲んでんのかっていうくらい。

中村:1人1票を紙に書いて、投票しているんですか?

澤本:そう。正の字を書いて。

中村:すごいですよね、なっちゃん、おー、Beer-lingual、おーー!みたいな。

大谷:ちょっと、距離も近くなってるんですよ。昼食も終えてね。みんなでゴールしようみたいな感じになりましたよね。楽しかったです、本当に。

澤本:実際にフランス語や中国で言うと、ああいう風に聞こえるんだって。最初インチキかと思ったら、全然インチキじゃなくて、それはすごい発見だなと思ってね。

権八:そこに企画があるというか、アイデアがあって。すごいですよね。

大谷:よくできてる。

権八:だけど、グランプリにしてなかったですよね(笑)。

大谷:僕はBeer-lingualに関しては1回も1票も入れてないです。

中村:どちらでもなかった。「なっちゃん」でもなかったんですね。

大谷:「なっちゃん」は迷いましたけど。もう1つは「マイベストジョブ」(ファーストブランドのラジオCM)というのも迷ったんですよ。要は、最終的によくできているものより、かわいいな、このCMと思ったものに入れちゃったかなという感じですね。

権八:わかるわ~。澤本さんも似たような感覚じゃないですか?

澤本:そうだね。僕も完璧なものかというよりは、自分が好きだと思ったり、欠点があってもここがすごく持ってかれるなというものに入れちゃいましたね。

権八:でも、「マイベストジョブ」ってかわいらしくて、すごいチャーミングな良いCMなんですけど、大谷さんは最終的にまた違うのに入れてる。だから騙されちゃダメ(笑)。

中村:「なっちゃん」でも「マイベストジョブ」でもないと(笑)。いずれにせよ、Beer-lingualはここにいる澤本さん、権八さん、大谷さんは推さなかったが、グランプリになってもいいという出来栄えだったと。

権八:相応しいというか、グランプリっぽいんですよね、ちょっと。隙がなく、完璧で。

中村:最終的にダイノジ大谷さんがどの作品に投票したのか、グランプリ決定後の模様と大谷さんが選んだCMを続けて、聞いていただきましょう。

権八:驚きますよ(笑)。

ACC CMフェスティバル「ラジオCM部門」の審査会音声より

大谷:えっ、「脚軽ブラック」に入れたの誰ですか?

一同:

大谷:言っていいですか? 俺。

一同:爆笑(拍手)

男性:なんで、なんで!?

大谷:(マイベストジョブの)ファーストブランドだったんです、ずっと。やっぱり、中川さんのプレゼンです。俺、ショートコントより長いコントのほうが好きだと思って。全体の構成で。あとは単純に長谷川工業から「脚軽ブラック」のCMをつくった人を世に紹介したいなと。この人は絶対にすごくなりそうな気がするというか。そういうのを1番にしたほうがいいのかなと途中で気が変わりましたね。

2015年 ACC ゴールド受賞作

 
長谷川工業 脚軽ブラック 誕生日編 120秒

女性A:あ、そうそう、カナコのSNS見た? 
女性B:見てない
女性C:見てない
女性A:あの子また男と一緒にバーベキュー行ってんねん。
女性B:また? 好きやな、バーベキュー。
女性C:バーベキューって何がええんやろなぁ。まず後片付け面倒くさいやん。
女性B:まぁ、確かにねぇ。
女性C:買い出ししてるときは楽しいねんけどなぁ。
女性A:あ、ごめん。私ちょっとトイレ行ってくるわ。
女性B:いってらっしゃーい。
女性C:日焼けするしな、あと酔っ払って片づけせえへん奴おるやろ。
女性B:おるおる。
女性C:私はあんまり好きちゃう。・・・えっ、あれ、停電? 電気消えたで。

♪ハッピバースデーツーユー ハッピバースデーツーユー ハッピバースデーディアゆーみこー

女性C:なに、なに~?

♪ハッピバースデーツーユー

女性B:ゆみこ、誕生日おめでとう! サプライズでーす!
女性C:わぁ、おいしそうなケーキ! ありがとう。
女性B:でな、ケーキだけじゃなくて、プレゼントもあんねん。
女性A:何やと思う? 何やと思う?
女性C:ひょっとして、さっきからそこに置いてある、あれ?
女性B:え、なんでわかったん?
女性C:わかるやろ。だって脚立にリボンついてんの、おかしいやん。
女性B:これ2人からのプレゼント。
女性A:この前、ゆみこの家で鍋パーティしたとき、ヒューズ飛んだやん。あのとき、落ちたブレーカー直すの大変そうやったから、次からはこの脚立使って。
女性C:あ、ありがとう。
女性B:どうしたん? うれしないの?
女性C:いやいや、うれしいねんけど・・・脚立。これ、どうやって持って帰ったらええの?
女性A:大丈夫、大丈夫、この脚立軽いから。
女性B:私らもここまで余裕で持ってこれたし。
女性C:ははは、あ、ありがとう。
女性B:あぁ、楽しかった~。うまいこといったなぁ、サプライズ。
女性C:うん、かなりのサプライズやわ。この斬新な誕生日プレゼント。

男性ナレーター:誕生日に脚立を送りませんか? 女性の独り暮らし。絶対にあると便利ですよ。部屋に置いておいても大丈夫なくらい、お洒落な脚立。脚軽ブラック。長谷川。

一同:素晴らしい。

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