ローソンは11月3日から、JCBブランドのプリペイドカード「おさいふPonta(ポンタ)」の発行を始める。5年以内に2000万枚の発行を目指す。利用可能店舗は、ローソン約1万1700店舗のほかJCBの国内取扱契約店約900万店(高速道路など一部除く)で使える。11には「リクルートポイント」が「Ponta」へ移行、12月にはNTTドコモの「dポイント」と「Ponta」の交換も始める。
ソフトバンクとファミマは関係強化、KDDIとセブンイレブンの行方は
ソフトバンクは、米ビザ加盟店で使えるプリペイドカード「ソフトバンクカード」を発行する。共通ポイント「Tポイント」との連携が強みで、ファミリーマートは「ソフトバンクカード」利用者に通常の4倍のポイントを付与する。Ponta・dポイントと同様に、ソフトバンクの利用でTポイントを貯めたり、Tポイントで携帯電話料金を支払ったりできる。発行枚数は非公開。
KDDIの「au WALLET(ウォレット)」は米マスターカードのブランドプリペイドだ。「auウォレット」の申し込み件数は6月末時点で1290万件。セブンイレブンで使うと、KDDIの携帯料金支払いなどに使える「ウォレットポイント」の付与額が上がる。現状では、セブン&アイグループの電子マネー「nanaco(ナナコ)」との乗り入れ関係はない。
日本銀行・決済機構局の統計では2014年のIC型電子マネーの決済金額は4兆円※に上る。過去5年の年平均成長率は25%で拡大した。ブランドプリペイドカードも、IC型電子マネーと同様に、信用情報にかかわらず若年層や高齢者まで使えるため、利用額拡大の追い風になりそうだ。
「ローソン」に関連する記事はこちら
新着CM
-
広告ビジネス・メディア
多様なジャンルのカルチャーを発信 読者とのタッチポイントをいかに拡張するか
-
販売促進
ユニクロ、キャッシュレス決済サービス「UNIQLO Pay」の提供を開始
-
広告ビジネス・メディア
三が日のテレビ総世帯視聴率が過去10年で最高に 生活者のメディアへの接し方も変化
-
広告ビジネス・メディア
広告・パッケージの表示ミスを回避するのは「校正」ではない!?
-
クリエイティブ
板チョコに迷路?明治「チョコレート大作戦」で18種の限定パッケージ
-
AD
広報
質が問われるオンライン社内イベント、15社が意見交換
-
特集
【占い】 あなたは何位?広告界の「お仕事運」ランキング2021
-
広報
「自分のサイズで、生きていい。」島根県が都会の若者に向けて移住促進メッセージ
-
広告ビジネス・メディア
編集部の枠を超えブランドをフル活用!デジタルシフトに挑む、小学館の戦略とは?