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歯の診断付きりんご、想定3倍の売れ行き 東急百貨店など

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専用の二次元コードシールを貼れば、歯の診断サービス付きりんご「Dentapple(デンタプル)」として売れる手軽さもメリット。好調さが続けば、定番化するという。

かじるのがちょっと怖い、そう感じたら危険信号——。8日に発売した、歯の健康を診断するサービスが付いたりんご「Dentapple(デンタプル)」が初日で3日分を完売した。実物は長野県松本市産の「ふじ」で、スマートフォンアプリでかじり口の写真を送ると、歯科衛生士に診断してもらえる。東急百貨店本店(東京・渋谷)の旬八青果店ほか東京都内8店舗で扱う。インターネットでも注文できる。1個200円(税込)。

「Dentapple(デンタプル)」は東急百貨店本店を含む、東京都内の「旬八青果店」8店舗で販売する。

博報堂ケトルが企画した。「ふじ」のシェアは、青森県産が出荷量55%を占め、長野県の2.5倍に上る。「松本りんご協会には、“自分たちも何かしなくては”との思いが強かった」とプラナーを務めた畑中翔太氏は振り返る。かじって歯科検診ができる「デンタプル」は、「歯ざわりが固めな松本の『ふじ』の特徴を生かした企画。かじってもらえれば、中につまった蜜のおいしさも実感できる」(同)

歯科検診を行うアプリは、りんごに張られた二次元コードからダウンロードできる。指定の方法でりんごをかじり、質問に答えたり、断面の写真を送ると、歯科衛生士による診断が1週間ほどで届く。アプリにはさとうデンタルクリニック(東京・渋谷)が協力した。


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