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JR東日本、乳幼児向け新幹線キャラクター「とれたんず」の展開開始

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ジェイアール東日本企画は11月26日、JR東日本の新幹線をモチーフにしたオリジナルキャラクター「とれたんず」を発表した。乳幼児を中心とする子どもたちに、小さい頃から新幹線への好意を醸成することが狙い。

「とれたんず」という名前の由来は、「トレイン(電車)」の「とれ」、「たんけん(探検)」の「たん」、「フレンズ(友だち)」の「ず」から。現在は、「E5系 はやぶさ」をモチーフにした「E5 はやぶさくん」、「E6系 こまち」をモチーフにした「E6 こまちちゃん」など4種類のキャラクターがいる。

キャラクターを使ったグッズの第一弾は、オレンジページが発行する仕掛け絵本『とれたんずのえほん はやぶさくん つぎはー?』。JR東日本の新幹線の中でも人気の高い「はやぶさくん」を主人公にした絵本で、JR東日本リテールネット運営の書店・BOOK EXPRESSや、NEWDAYS、KIOSKの一部店舗で12月3日より先行販売され、1月中旬以降に他の書店でも販売される。絵本以外にも、今後は玩具、文具、食器など、乳幼児が触れるさまざまなアイテムに登場する予定だ。

今回の施策について、「ジェイアール東日本企画が持っているキャラクタービジネス、コンテンツビジネスに関する『知見』と、新幹線という『JR東日本グループの資産』を組み合わせた展開です。子どもたちから絶大的な人気を誇る『新幹線』を、乳幼児向けの可愛らしいキャラクターにして、いつも一緒にいられるような存在にできたら、多くの方に喜んでいただけるのではないかと考えました。列車が好きな子どもたちはもちろん、初めて列車に触れる子どもが、この絵本との出会いで列車やお出かけを好きになってくれたらと考えています」と同社広報部は説明する。

これまで同社では新幹線・鉄道をキャラクター化し展開させることはほとんど行ってこなかったが、2015年3月に、ジェイアール東日本企画、小学館集英社プロダクション、タカラトミーの3社共同で「新幹線変形ロボ シンカリオン」というキャラクターコンテンツを展開したところ、一躍話題に。同年9月には同キャラクターのプラレールが発売されたほか、マンガ化も決定するなど幅広く人気を得ている。


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