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コラム

長谷川、カヤックやめるってよ。

【第8回】職種や表現を横断する生き方(ネゴシックス&田中光)

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コピーライターって、いろいろなところでボケれる。

長谷川:広告でも、何かできるかもしれないですね。僕は、JR東海の有名なキャッチコピーをもじった「そうだ テンガでいこう」という広告を、JRの車窓から見える位置にビル広告として出したんですよ。やっぱりそれなりに話題になって、Twitterでつぶやかれたりしていますね。

ネゴシックス:コピーライターって、いろいろなところでボケれるというか、面白そうな仕事ですよね。

田中:大喜利みたいですね。もしくは、壁に描くストリートアートなのかもしれない。やりたいですね。

長谷川:広告に関わらず、いま、やりたいと思っていることはありますか?

ネゴシックス:山に絵を描いてみたいですね。山に、目とか口をつけたい。そしてそれをみんなに見にきてもらうとか。

田中:発想がかわいらしいですね。フジロックなどの野外イベントと絡めたりできそうですね。
僕は、東京オリンピックが近づいていることもあり、ちょっと世界を意識してて。漫画は難しいかもしれないけど、絵本だったら世界と交われるんじゃないかと考えているんですよ。

ネゴシックス:言語がいらないもの、いいですね。

田中:なんか、一緒に馬鹿なことしたいですね。ナスカの地上絵に手を加えにいきません?

ネゴシックス:退屈じゃないものをつくりたいですね。

田中:誰も傷つかないですしね。

長谷川:お二人の「こうじゃなきゃいけない!」と思わない自由な発想、とても参考になりました。今日はどうもありがとうございました。

今回のおさらい

「職業や表現を横断する生き方」をするには

・表現手段は何でもいい。これじゃなきゃだめだ!と思わない。
・同じ畑から情報収集をしない
・自分のやることを好きになってくれる人を増やす(自分そのものをブランドにする)

長谷川メモ

お二人のお話を聴いて、コピーライター以外の活動も、やってみてもいいんじゃないかという気がしました。社名は「コピーライター」ですが、コピーとか広告にとらわれない活動をしていったほうが、生き残っていけるのかもしれません。ネゴシックスさんには、名刺にドーンと出ている僕の似顔絵も描いていただきました。名刺交換のときの会話のネタになるので、いつも感謝しています。


次回予告

コピーライター長谷川哲士、独立してから1カ月と16日経過。次回もお楽しみに〜。

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長谷川さんに加え、藤本宗将さん(電通)・眞鍋海里さん(BBDO J WEST)の3名を講師として、媒体、コンテンツを問わず機能し、拡散していくクリエイティブの在り方について学び、今の時代に「コピーライター」として生き残る術を考える「コピーライター養成講座拡散コース」を開講しています。
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