#01 バズの正体

莫大な予算をかけず、アイデアひとつで

世界中に爆発的な話題をつくるポテンシャルを秘めた“バズマーケティング”。

何億人という人に存在を知ってもらったり、

ブランドのイメージを一新したり、

強い絆をつくったり。

アイスバケツチャレンジのように、

世界の認識を一変することも。

しかし、そんな手法に目をつけたたくさんの人が模索し、

実践してきた結果、こんな声も上がっています。

「バズった結果、何になるのか?」

「結局売り上げは全然のびない。」

「結局バズったって、騒いでるのは業界の人間だけ。」

「バズるかどうかは運任せ。」

僕自身、様々なバズの創出にチャレンジしてきた中で、

同じことを感じたのも事実です。

では、この「バズマーケティング」は、ただの流行にすぎないのか。

それとも、マーケティングモデルを根本的に変えるものになるのか。

僕は、後者だと思います。

呼び名は変われど、この「バズ」と呼ばれるものの位置付けはますます重要になってくると。

その理由は、バズの正体が、“新たな手法の誕生”ではなく、

“「人」というメディアの台頭”だからです。

「人」をメディアとして理解する

マスコミュニケーションの歴史を紐解けば、

数世紀前に誕生した新聞、雑誌。

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栗林和明(TBWA\HAKUHODO Buzz Machine)
栗林和明(TBWA\HAKUHODO Buzz Machine)

1987年生まれ。上智大学経営学科卒業。専門は「バズ」。 話題の“量”、“質”、そして“精度”を高める。 過去100社以上のソーシャルメディアマーケティング、 インタラクティブプロモーション施策を担当し、直近2年で獲得映像再生数は8500万回超。主な担当作品は縦型スマホジャックMV「RUN and RUN」、日産自動車「Intelligent Parking Chair」「#猫バンバン」、オーストラリア政府観光局「GIGA Selfie」、AKB48「LOVE TRIP」MV、「COGY」ブランドムービー、サントリー「忍者女子高生」、など。 カンヌライオンズ Gold、BOVAオンライン動画コンテスト Grand Prix、メディア芸術祭審査員特別賞、電通賞最優秀賞、ACC Silverなど
https://www.facebook.com/kazuaki.kuribayashi

栗林和明(TBWA\HAKUHODO Buzz Machine)

1987年生まれ。上智大学経営学科卒業。専門は「バズ」。 話題の“量”、“質”、そして“精度”を高める。 過去100社以上のソーシャルメディアマーケティング、 インタラクティブプロモーション施策を担当し、直近2年で獲得映像再生数は8500万回超。主な担当作品は縦型スマホジャックMV「RUN and RUN」、日産自動車「Intelligent Parking Chair」「#猫バンバン」、オーストラリア政府観光局「GIGA Selfie」、AKB48「LOVE TRIP」MV、「COGY」ブランドムービー、サントリー「忍者女子高生」、など。 カンヌライオンズ Gold、BOVAオンライン動画コンテスト Grand Prix、メディア芸術祭審査員特別賞、電通賞最優秀賞、ACC Silverなど
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