【前回コラム】「箭内さん!どうして「無茶振り」が好きなんですか?」はこちら—箭内さんって、どこで洋服を買っているんですか?
笑。ずっと聞かれ続けている質問ですね。古くは『広告批評』の2代目編集長だった島森路子さんにも聞かれました。買うお店は決まっていません。だから、ピンク色とか、派手な柄の服がないかなって、探すのが大変なんですよ。どこかのお店に行けばそこに必ずある、というものではないので、いつも苦労します。
—全身ピンク、全身ヒョウ柄など、とにかく派手ですよね。購入基準は何なんですか?
まず派手であることと、結果的に他の人があまり着ていないもの。というか、皆があまり着たくないもの(笑)。強烈な色や形や柄を使っていることですかね。でもそういうのって、売っても売れないから(笑)、あんまり売ってないんですよ。見つけるのが大変だから、たまたまいい服を見つけたときは、色違いで3着買うこともあります。
「自分が買わなかったら、誰も買わないんじゃないか」という変な使命感も湧いて。ただ、僕は同じ服を着ている人に出会ってしまうと、もうその服は着たくなくなってしまうんです。
服ではないけど、昔、オレンジ色の車に乗っていたときに、坂の上で同じ車とすれ違って、その車を運転していた外国人のドライバーが僕に手を振ったんです。それでもう嫌になっちゃって、その後、その車をすぐに売ってしまいました。たぶん、あまのじゃくなんだと思います。
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箭内 道彦
1964年 福島県郡山市生まれ。博報堂を経て、2003年「風とロック」設立。タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」リクルート「ゼクシィ」をはじめ、既成の概念にとらわれない数々の広告キャンペーンを手がける。また、若者に絶大な人気を誇るフリーペーパー「月刊 風とロック」の発行、故郷・福島でのイベントプロデュース、テレビやラジオのパーソナリティ、そして2011年大晦日のNHK紅白歌合戦に出場したロックバンド「猪苗代湖ズ」のギタリストなど、多岐に渡る活動によって、広告の可能性を常に拡げ続けている。東京藝術大学非常勤講師、青山学院大学非常勤講師、秋田公立美術大学客員教授、福島県クリエイティブディレクター、郡山市音楽文化アドバイザーなども務める。
1964年 福島県郡山市生まれ。博報堂を経て、2003年「風とロック」設立。タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」リクルート「ゼクシィ」をはじめ、既成の概念にとらわれない数々の広告キャンペーンを手がける。また、若者に絶大な人気を誇るフリーペーパー「月刊 風とロック」の発行、故郷・福島でのイベントプロデュース、テレビやラジオのパーソナリティ、そして2011年大晦日のNHK紅白歌合戦に出場したロックバンド「猪苗代湖ズ」のギタリストなど、多岐に渡る活動によって、広告の可能性を常に拡げ続けている。東京藝術大学非常勤講師、青山学院大学非常勤講師、秋田公立美術大学客員教授、福島県クリエイティブディレクター、郡山市音楽文化アドバイザーなども務める。
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