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【速報】コミュニケーション視点で読み解く、米・大統領選――データビジュアライゼーション篇

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カーツメディアワークス・取締役 アレックス・ザバヴァ

フランス・パリ出身。カーツメディアワークスのグローバル戦略責任者として国内・海外向けの広報戦略や、クリエイティブコンテンツの企画・ディレクションを担当。中でも、早期からビジュアルコミュニケーションに興味を持ち、企業の広報や編集企画においてインフォグラフィックス及びデータビジュアライゼーションを活用。

 

開票結果を速報、「データビジュアライゼーション」注目メディア

米国内外の主要メディアがこぞって開票結果を速報する「2016年アメリカ大統領選挙」。その速報の仕方にも、データビジュアライゼーションの工夫が見られる。インフォグラフィック、データビジュアライゼーションの専門家に聞いた、注目のデータビジュアライゼーション事例とは。カーツメディアワークスのアレックス・ザバヴァ氏に聞いた。

今回の米国・大統領選挙においては、過去よりも多くのメディア企業がデータビジュアイゼーションに挑戦し、リアルタイムに選挙の結果を更新しています。

そんな中、データジャーナリズムのパイオニア的な存在であったニューヨーク・タイムズは今回も、優れたデータの見せ方をしており、州単位及び、郡単位で選挙の結果をインタラクティブに表現しています。さらに、当選結果の確率を常時更新する他、過去の選挙結果も加味したビジュアルでデータを網羅的に見せており、モバイルデバイスにも対応しています。

その他、Politicoなども大変理解しやすいデータビジュアライゼーションを活用しており、特筆すべきです。


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