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アクセンチュアインタラクティブが注力するコンテンツスタジオを訪問

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アクセンチュア インタラクティブのマネジング・ディレクター、ダナ・タス氏
ニューヨークで開かれる米広告界最大規模のイベント「Advertising Week」のほか、最先端の知見が集まるニューヨークの広告会社や制作会社、メディア企業を視察するツアー「Business Creation Lab. 2016 in New York」(JTB主催、宣伝会議企画協力)が9月25日から10月2日まで開催されました。発売中の『宣伝会議』2017年1月号、アドタイ上でもその一部を紹介します。

世界のデジタルエージェンシー首位に

「アクセンチュア インタラクティブは世界最大のデジタルエージェンシーです」と話すのは、デジタルコンテンツ部門を統括するマネジング・ディレクターのダナ・タス氏。アクセンチュア インタラクティブの2015年の総売上は29億ドル(約3000億円)で、50%超の成長率を遂げている。アドバタイジング・エージ誌が毎年5月に発表するデジタルエージェンシーのランキングで、IBMインタラクティブ・エクスペリエンス、デロイト デジタルを上回りトップに立った。

アクセンチュア インタラクティブは世界各地の有力なデジタルエージェンシーを買収することで急速な成長を遂げてきた。2013年には英フィヨルド社、米アクイティ・グループ社をはじめ、2015年にはブラジル、香港、スウェーデン、オーストラリアなどで現地のデジタルエージェンシーを傘下に収めた。日本では2016年にアイ・エム・ジェイ(IMJ)の株式過半取得を完了している。

企業のコンテンツ制作を請け負うスタジオを開設

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ニューヨークオフィスのワンフロアを占める「コンテンツスタジオ」を開設した

「アクセンチュア インタラクティブの最大の売りはコンテンツです」とタス氏は強調する。ニューヨークオフィスの1フロアを占めるコンテンツスタジオを6月に開設。映像からWebコンテンツ、印刷媒体、AR(仮想現実)に至るまで、様々なコンテンツを生み出している。中でもニーズが高まっているのがWeb動画だ。こうしたスタジオはニューヨークのほかにもヨーロッパやアジアにも置いている。

M&Aなどを通じてコンテンツサービスの業容拡大を追求してきた背景について、「コンテンツ制作とそのマネジメントを強化したい企業の課題に応えるため」とタス氏は説明する。クライアントのコミュニケーション戦略におけるあらゆるコンテンツ制作を受けられる組織にしていくのが狙い。さらにはそれを世界中で対応できる体制を構築しようとしている。

現在力を入れているのは、買収した会社の成長を促すことと、優秀な人材の採用だ。「若く優秀な人材は先進的なテクノロジー企業に魅力を感じており、日々イノベーションが起きている会社で働きたいと思っています。我々は社員がエキサイティングだと感じてくれる場をつくっていきます」(タス氏)。

「先端企業視察とAdvertising Week ニューヨーク視察研修2017」

テーマは「いかに既存の枠組みを超え優秀なチームと手を組むか」。
社外からリソースを調達し、パートナーと上手く組むことで、広告主企業も広告制作会社も勝てる時代が到来。
広告の枠組みを超え、新しい形の事業やプロジェクトを展開する、米国先進企業に学ぶ人気企画。

◆先着順・6月30日(金)〆切◆
例年人気の企画です。ご検討の際は先に空き状況をお問合せください。
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