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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

毎年恒例のACC特集!ラジオCM部門グランプリ決定の瞬間を公開

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橋本奈々未さんが推したラジオCMは?

ACC CM FESTIVAL ラジオCM部門 審査の様子

澤本:はい、じゃあ橋本さん。

橋本:私も49番の大日本除虫菊なんですけど、このCMで商品自体にもCMにも愛情を持てるような感じを受けましたし、勝手に何も知らないけど、その商品を好きになれるような感じがこのCMからしますし、流れ出すとちょっとうれしくなる気持ちが自分の中であったので、好きだなと思いました。

澤本:はい、じゃあ遠山さん。

遠山:49番ですけど、「すごいやん、浴衣」って言ってたのが良いセリフだなと思って。面白いし、あるあるっぽいところもあるじゃないですか。こういうことあったなって思って。というのと、あと橋本さんが良いと言っていたので。

一同:

澤本:じゃあ大谷さん。

大谷:僕はマイベストジョブなんですけど、クリエイターものと大衆みたいなものが実は融合してるような気がしていて。それがクリスマスよりもハロウィンが盛り上がるようなところってちょっとあるような気がしたときに、このマイベストジョブには大衆の人の声と仕事と広告が絶妙に入ってるような気がしたので。

個人的にはクオリティで言ったら、絶対にキリンビールと大日本除虫菊、そして森永製菓が大好きで、素晴らしいと思うんですけど、去年もそういう形で最後はクリエイティブなところで選んだんだけど、今の時代感として、今年はマイベストジョブに1票入れたいと思いました。

澤本:こういう審査なんですよ。結構ちゃんとしてるでしょ(笑)?

中村:ちゃんとしてますし、確かに橋本奈々未ちゃんは声だけで支持してあげたいような感じがしますね。

権八:声だけでね(笑)。しかも超かわいいしね。

澤本:ダメだよ、そういうの(笑)。

権八:でも、ちゃんと言ってることはまともというかね、誠実なコメントですよね。

澤本:「商品のファンになりたい」ってCMで一番大事なことだから。そういうことをあえて言ってくれてるし。

権八:それに相変わらずグランジ遠山が影響されて(笑)。

中村:これはグランプリを選ぶときに1人ずつ応援演説みたいなものをしている状況ですよね。

澤本:グランプリを選ぶときに審査員全員に一言ずつ、「どれがグランプリか」というのを聞いていって、応援演説してもらったんです。その中の橋本さんと遠山くんと大谷さんの。

中村:続いて、権八さんと西田さんの応援演説、コメントも聞いてみましょう。

ACC CM FESTIVAL ラジオCM部門 審査の様子

澤本:じゃあ権八。

権八:個人的にはマイベストジョブのみんな一生懸命生きていて、世界っていいなという感じが好きです。これは書けない。このへんになると自分が書けるかどうか。他のも別に書けるわけじゃないんですけど、こりゃ降参ていうかそういう判断で。まだ迷ってますが。

澤本:はい、じゃあ西田さん。

西田:FM TOKYOの尊敬するディレクターが「ラジオは間と言葉しかない」と。それと音楽だという話をよくしていて、それで表現するものだから、限界があるけど面白い。

その意味で、僕は大日本除虫菊が本当に間と言葉を練りに練ってつくっている思う。演者というか、子どもだと思いますが、2人も完璧なキャスティングで演出もとてもいい。奇跡的な瞬間があったから、この3本ができたぐらいに僕はいいと思ってます。

映画『君の名は。』の話を大谷さんと昨日しつこくしてたんですが、これからのテーマは「胸キュン」だと思うので。金鳥少年の金鳥は緊張してる少年に引っかけてるんだなとさっき話してたんですけど、非常にうまくいってるのと、CMとして必要な説明もしてるような気がします。朝まで蚊がいなくなるんだよ、という話をきちんとしていて。うまいというよりは、ちゃんと仕事をしているCMだと思いました。

次ページ 「グランプリ決定の瞬間」へ続く